閉業したS温泉と横向温泉ロッジ
どうもこんにちは、ニワカ廃墟マニアでおなじみのぶち丸です。
今回は少し前に回った物件二つの模様をお届けします。
ちなみに撮影時期は少し前の初夏の頃です。
今回は探索動画は無く、ろくな写真も撮れなかったのですが、まあ遠い所にワザワザ行ってきたので、記録として写真だけ載せておきます。
さて、今回の目的地は「横向温泉ロッジ」という超有名な廃墟です。
いまさらとりあげるのもアホらしいくらい有名どころなんですが(笑)、他の人がよく行ってるので左程危険ではないだろうということで、今回は目的地にココを選択しました。
この廃墟に行く道はいくつかあるのですが、今回は結構見晴らしが良いらしい磐梯吾妻スカイラインという山岳道路を通って行きました。
あとスカイラインに向かう途中には廃業したらしい温泉もあるということだったので、一応そちらの様子も見てきました。
スカイライン入口の方に向かう途中撮った写真。これから遠くのほうに見える山のあたりを通っていきます。
見た感じ、なんか思ったよりも険しそうです。車とはいえ、あれを上っていくと思うと、何だか気がめいってきました。orz
スカイラインへ向かう道の途中、あるところで未舗装の坂道が左手に現れます。
この未舗装の坂道を下りていくと、先ほど言及した廃業した温泉施設、S温泉にたどり着きます。
駐車スペースだったと思われる広場を通過して、じゃんじゃん進んでいきます。
看板も何もないので、ここを歩いてるときは本当に施設があるのか半信半疑でしたね。
しばらく歩くと橋や看板がある場所に出ました。
なんかケーブルや棒やら色々ありますが、これは営業時からこうだったようです。
看板を見ると閉業ではなく、休業ということになってました。
ただネットの情報では閉業になってますし、休業期間が横線で消されたりもしているので、やはり廃業してしまったようですね。
ちなみにここの施設名の読み方は「しのぶ温泉」のようです。
私は普通に頭の中で「のぶお温泉」と読んでいました。(爆)
温泉施設には橋を渡って行く仕組みだったようです。
橋の入口には中々立派な門が立っています。これは年季が入っていて良いですね。
右手を見るとクマ出没の注意書きがありました。
ド僻地ということもあってか、中々スリリングな場所のようです。
橋の入口は厳重にロープで封鎖されていました。
防犯カメラ設置の表示書きの通り、ロープ先の右手のあたりで機械警備がシッカリ作動しています。
閉業後もここは管理されているようです。流石にこうなっていると、ここから先に進むのは難しいですね。
一応進んでいくと建物があるようですが、建物は木々に遮られて見えませんでした。
まあ廃業後まだ間もないので、そんなに荒廃しているということもないのでしょう。
基本的に荒廃していない建物には興味がないので、橋を撮った後は早々に道を引き返して、次の目的地の横向温泉ロッジへ向かいました。
廃ロッジを目指して、磐梯吾妻スカイラインを進んでいきます。
山の上の方に行くと、結構雪が残ってました。
私が行ったのは初夏でしたが、この頃でも雪は残ってるものなんですね。
途中ガスが発生している箇所があって、このあたりでは停車が出来ないようになってました。
窓は閉めていましたが、なんとなく卵臭いにおいが漂っていたのが分かりました。中々ハードな山岳道路です。
スカイライン途中にある駐車場。
このあたりまで来れば目的の廃墟は近いです。
駐車場からはより高い所に上って行ける階段がありました。
廃墟に行くのが遅れるので、こんな所は本来上るべきではないのでしょう。
ただ上がどうなってるのか無性に気になったので(笑)、少し時間をかけて上ってみます。
階段を上ってきたところ。
駆け足で上ったので、汗だくになりました。
最近トシのせいか疲れやすくなってきたような気がします。やはりトシをとるのは嫌ですね。
上まで行くと、広々とした山の火口部分を見ることが出来ました
おはち巡りとかも出来る様ですが、流石にそんなことをしてる時間はないので、上ってきた階段を引き返します。
寄り道で時間を食いましたが、再度目的の廃墟にむかって進んでいきます。
途中両端に雪が積もってるのが印象的でした。結構暑かったんですが、雪って解けないものなんですね。
スカイラインの端の方にある展望台からの眺め。
最近は高い所行っても感動はしなくなりましたが、見晴らしは中々です。
遠くの方に磐梯山が見えました。有名な山ですが、なかなか険しそうな山ですね。
さて、ここまでくれば目的の廃ロッジは近いので、次はそちらへ。
スカイラインを超えてようやく目的の横向温泉ロッジに到着しました。\( ⌒▽⌒ )/
望遠ズームレンズに変えて撮影してみます。
近くにホテルが一件ありますが、なかなか辺鄙な所に建っている建物ですね。
よりズームして撮った写真。
うん、古びていていい感じの建物です。
中々規模も大きく、これなら有名になるのも納得ですね。
少し引いて撮った写真。
建物の付近には車が何台かとまっていて、人も立っていました。
この時点でカナリ嫌な予感がしましたが、とりあえず建物に近づいてみます。
建物裏の道路にまでやってきました。
しかし、このあたりは木がたくさん生えていて肝心の建物が見づらいですね・・・。
夏とかになったら裏からは殆ど建物が見えなくなりそうです。
建物裏を正面から撮った写真。
ロッジのロゴが書いてありました。
少し斜めになっているタイプのロゴで、これは個人的にはまあまあ好みですね。いかにも昭和臭い感じがします。(笑)
裏から見た建物全景はこんな感じでした。
規模は大きいですが、構造自体はマンションみたいというか、結構シンプルそうな印象ですね。
さらに道路を進んで建物の表の方に向かうと、先ほど上から見えた車が止まってました。
明らかに観光客とかではなく、消防とかパトロールとかそっち系の車ですね。
後で知りましたが、どうやら私が来る少し前にこの建物で放火があったようで、これらはその関係の車のようです。
まさかこんな最悪なタイミングのときに来てしまうとは・・・。orz
当然建物の中に入れるわけないので、今回は建物外観のみの撮影となりました。
建物横のあたりを見ると白い服の人が実況見分してました。
なにやら調書を書いているようです。私の方をチラチラ見ていたので、明らかに警戒している様子でした。
入口の方に来ると、こちらにはシッカリ規制線が張られていました。
まあ簡易的なものなのでくぐることは出来ますが、流石に人が見ている中で入ったりは出来ません。(泣)
行ける範囲まで近づいてみると、少し遠いものの、有名な建物横の階段が良く見えました。
見てると上っていきたい気持ちが湧き起こりましたが、そこは何とかこらえました。(笑)
さらに道路を進むと、木々の隙間から建物の正面入り口が見えました。
先ほどとは違う階段を上って、エントランスに入っていくという構造だったようです。
こちらも階段を見てると思わず上りたくなりました。階段を見ると上りたくなるのは人間の性ですかね。
一部壁に大穴が開いてました。
しかしこの建物、本当にボロボロですね。
こんな建物に燃えるような物なんてまだあったんでしょうか。(笑)
さらに道路すすんで、廃ロッジ正面の端の部分。
残念ながら、このあたりは木々が生い茂っていて、殆ど建物の姿をとらえるのは難しい状況でした。
まあそんな感じで今回は建物の中に入れず、外観のみの撮影となってしまいました。
ワザワザ遠くまで足を運んだのに中を見ることができなくて、残念な気持ちでいっぱいです。
ちなみに私がここに行った後にもまた放火があったようで、全国的なニュースになってました。
こうなるとこの建物に入るのはカナリ難しくなるんでしょうね。DQNホントにゆるすまじ・・・という感じです。
最後にオマケで、廃墟から近くにある猪苗代湖に寄っていきました。
ここは広々としていて、まるで海のような湖でした。
湖の水は透き通っていて綺麗です。
私の近所には規模の小さい濁った池しかないので、こういう場所があるのは羨ましいですね。
中々良い雰囲気の湖でした。
廃墟に入れないのは残念でしたが、いい景色が見れたのでそれはまあ良かったです。
はい、というわけで今回の廃墟探訪は以上のような感じでした。
感想を言うと、わざわざ険しい山道を越えていったのに、こういうトラブルが発生してしまったのはガッカリでした。
決して安くはないガソリン代を無駄にした気分です。orz
まあとっくに旬は過ぎてて見どころがありそうでもないので、外観を見れただけでも良かったと思うことにします。
それにしても、廃墟は思いがけないトラブルがつきものなので、やはり一筋縄ではいかないですね。
ほんと撮影だけでも楽にできたらいいんですが、今後はどんどん入りにくい場所が出てきてしまうんでしょうか。
そう考えるととても残念な気持ちでいっぱいですね。
まあそんな感じで今回の記事は以上です。次回もまた別の廃墟に行って撮ってきたものを載せようと思います。それではまた。
今回は少し前に回った物件二つの模様をお届けします。
ちなみに撮影時期は少し前の初夏の頃です。
今回は探索動画は無く、ろくな写真も撮れなかったのですが、まあ遠い所にワザワザ行ってきたので、記録として写真だけ載せておきます。
さて、今回の目的地は「横向温泉ロッジ」という超有名な廃墟です。
いまさらとりあげるのもアホらしいくらい有名どころなんですが(笑)、他の人がよく行ってるので左程危険ではないだろうということで、今回は目的地にココを選択しました。
この廃墟に行く道はいくつかあるのですが、今回は結構見晴らしが良いらしい磐梯吾妻スカイラインという山岳道路を通って行きました。
あとスカイラインに向かう途中には廃業したらしい温泉もあるということだったので、一応そちらの様子も見てきました。
スカイライン入口の方に向かう途中撮った写真。これから遠くのほうに見える山のあたりを通っていきます。
見た感じ、なんか思ったよりも険しそうです。車とはいえ、あれを上っていくと思うと、何だか気がめいってきました。orz
スカイラインへ向かう道の途中、あるところで未舗装の坂道が左手に現れます。
この未舗装の坂道を下りていくと、先ほど言及した廃業した温泉施設、S温泉にたどり着きます。
駐車スペースだったと思われる広場を通過して、じゃんじゃん進んでいきます。
看板も何もないので、ここを歩いてるときは本当に施設があるのか半信半疑でしたね。
しばらく歩くと橋や看板がある場所に出ました。
なんかケーブルや棒やら色々ありますが、これは営業時からこうだったようです。
看板を見ると閉業ではなく、休業ということになってました。
ただネットの情報では閉業になってますし、休業期間が横線で消されたりもしているので、やはり廃業してしまったようですね。
ちなみにここの施設名の読み方は「しのぶ温泉」のようです。
私は普通に頭の中で「のぶお温泉」と読んでいました。(爆)
温泉施設には橋を渡って行く仕組みだったようです。
橋の入口には中々立派な門が立っています。これは年季が入っていて良いですね。
右手を見るとクマ出没の注意書きがありました。
ド僻地ということもあってか、中々スリリングな場所のようです。
橋の入口は厳重にロープで封鎖されていました。
防犯カメラ設置の表示書きの通り、ロープ先の右手のあたりで機械警備がシッカリ作動しています。
閉業後もここは管理されているようです。流石にこうなっていると、ここから先に進むのは難しいですね。
一応進んでいくと建物があるようですが、建物は木々に遮られて見えませんでした。
まあ廃業後まだ間もないので、そんなに荒廃しているということもないのでしょう。
基本的に荒廃していない建物には興味がないので、橋を撮った後は早々に道を引き返して、次の目的地の横向温泉ロッジへ向かいました。
廃ロッジを目指して、磐梯吾妻スカイラインを進んでいきます。
山の上の方に行くと、結構雪が残ってました。
私が行ったのは初夏でしたが、この頃でも雪は残ってるものなんですね。
途中ガスが発生している箇所があって、このあたりでは停車が出来ないようになってました。
窓は閉めていましたが、なんとなく卵臭いにおいが漂っていたのが分かりました。中々ハードな山岳道路です。
スカイライン途中にある駐車場。
このあたりまで来れば目的の廃墟は近いです。
駐車場からはより高い所に上って行ける階段がありました。
廃墟に行くのが遅れるので、こんな所は本来上るべきではないのでしょう。
ただ上がどうなってるのか無性に気になったので(笑)、少し時間をかけて上ってみます。
階段を上ってきたところ。
駆け足で上ったので、汗だくになりました。
最近トシのせいか疲れやすくなってきたような気がします。やはりトシをとるのは嫌ですね。
上まで行くと、広々とした山の火口部分を見ることが出来ました
おはち巡りとかも出来る様ですが、流石にそんなことをしてる時間はないので、上ってきた階段を引き返します。
寄り道で時間を食いましたが、再度目的の廃墟にむかって進んでいきます。
途中両端に雪が積もってるのが印象的でした。結構暑かったんですが、雪って解けないものなんですね。
スカイラインの端の方にある展望台からの眺め。
最近は高い所行っても感動はしなくなりましたが、見晴らしは中々です。
遠くの方に磐梯山が見えました。有名な山ですが、なかなか険しそうな山ですね。
さて、ここまでくれば目的の廃ロッジは近いので、次はそちらへ。
スカイラインを超えてようやく目的の横向温泉ロッジに到着しました。\( ⌒▽⌒ )/
望遠ズームレンズに変えて撮影してみます。
近くにホテルが一件ありますが、なかなか辺鄙な所に建っている建物ですね。
よりズームして撮った写真。
うん、古びていていい感じの建物です。
中々規模も大きく、これなら有名になるのも納得ですね。
少し引いて撮った写真。
建物の付近には車が何台かとまっていて、人も立っていました。
この時点でカナリ嫌な予感がしましたが、とりあえず建物に近づいてみます。
建物裏の道路にまでやってきました。
しかし、このあたりは木がたくさん生えていて肝心の建物が見づらいですね・・・。
夏とかになったら裏からは殆ど建物が見えなくなりそうです。
建物裏を正面から撮った写真。
ロッジのロゴが書いてありました。
少し斜めになっているタイプのロゴで、これは個人的にはまあまあ好みですね。いかにも昭和臭い感じがします。(笑)
裏から見た建物全景はこんな感じでした。
規模は大きいですが、構造自体はマンションみたいというか、結構シンプルそうな印象ですね。
さらに道路を進んで建物の表の方に向かうと、先ほど上から見えた車が止まってました。
明らかに観光客とかではなく、消防とかパトロールとかそっち系の車ですね。
後で知りましたが、どうやら私が来る少し前にこの建物で放火があったようで、これらはその関係の車のようです。
まさかこんな最悪なタイミングのときに来てしまうとは・・・。orz
当然建物の中に入れるわけないので、今回は建物外観のみの撮影となりました。
建物横のあたりを見ると白い服の人が実況見分してました。
なにやら調書を書いているようです。私の方をチラチラ見ていたので、明らかに警戒している様子でした。
入口の方に来ると、こちらにはシッカリ規制線が張られていました。
まあ簡易的なものなのでくぐることは出来ますが、流石に人が見ている中で入ったりは出来ません。(泣)
行ける範囲まで近づいてみると、少し遠いものの、有名な建物横の階段が良く見えました。
見てると上っていきたい気持ちが湧き起こりましたが、そこは何とかこらえました。(笑)
さらに道路を進むと、木々の隙間から建物の正面入り口が見えました。
先ほどとは違う階段を上って、エントランスに入っていくという構造だったようです。
こちらも階段を見てると思わず上りたくなりました。階段を見ると上りたくなるのは人間の性ですかね。
一部壁に大穴が開いてました。
しかしこの建物、本当にボロボロですね。
こんな建物に燃えるような物なんてまだあったんでしょうか。(笑)
さらに道路すすんで、廃ロッジ正面の端の部分。
残念ながら、このあたりは木々が生い茂っていて、殆ど建物の姿をとらえるのは難しい状況でした。
まあそんな感じで今回は建物の中に入れず、外観のみの撮影となってしまいました。
ワザワザ遠くまで足を運んだのに中を見ることができなくて、残念な気持ちでいっぱいです。
ちなみに私がここに行った後にもまた放火があったようで、全国的なニュースになってました。
こうなるとこの建物に入るのはカナリ難しくなるんでしょうね。DQNホントにゆるすまじ・・・という感じです。
最後にオマケで、廃墟から近くにある猪苗代湖に寄っていきました。
ここは広々としていて、まるで海のような湖でした。
湖の水は透き通っていて綺麗です。
私の近所には規模の小さい濁った池しかないので、こういう場所があるのは羨ましいですね。
中々良い雰囲気の湖でした。
廃墟に入れないのは残念でしたが、いい景色が見れたのでそれはまあ良かったです。
はい、というわけで今回の廃墟探訪は以上のような感じでした。
感想を言うと、わざわざ険しい山道を越えていったのに、こういうトラブルが発生してしまったのはガッカリでした。
決して安くはないガソリン代を無駄にした気分です。orz
まあとっくに旬は過ぎてて見どころがありそうでもないので、外観を見れただけでも良かったと思うことにします。
それにしても、廃墟は思いがけないトラブルがつきものなので、やはり一筋縄ではいかないですね。
ほんと撮影だけでも楽にできたらいいんですが、今後はどんどん入りにくい場所が出てきてしまうんでしょうか。
そう考えるととても残念な気持ちでいっぱいですね。
まあそんな感じで今回の記事は以上です。次回もまた別の廃墟に行って撮ってきたものを載せようと思います。それではまた。
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