脳内交響曲

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07 2020

旅行記(九州編その③:鹿児島県)

どうもご無沙汰しております、ぶち丸です。
前回に引き続き九州旅行記を書いていきます。今回は鹿児島県開聞岳という山に登った時の話です。

ちょっとだけ説明すると、開聞岳鹿児島県の海沿いにそびえ立つ標高924mの山です。
標高はそんなに高い山ではないですが、海に近くていい写真が撮れるだろうと思ったので、今回の旅行ではここに登りました。



2020年4月1日

この日はまず始発の列車で宮崎駅を出発し、鹿児島中央駅に向かいました。

一応この日は山に登る予定だったので天気を気にしていたのですが、残念ながら天気は曇りでした。
ただ、午後からは晴れるという予報があったので、この日は祈りながら鹿児島に向かいました。

その後、やがて鹿児島中央駅に到着。
列車に乗っている途中に晴れることを期待したのですが、駅に着いた頃天気はまだ曇りでした。

正直曇りの日に山に登るのは気が進まないので、「この日はやめようかなあ」と考えました。
が、駅に着いてしばらく駅周辺を彷徨っていると、急に空から日光が差しこんできて大きく青空が見えました。

「これは予報通り晴れるに違いない!」と思い、一転して登山は決行することに。
そして、その後は急いで駅ロッカーに余計な荷物を詰め込み、指宿枕崎線に乗り換え、目的地の山の最寄り駅である開聞駅へ出発しました。

指宿枕崎線・枕崎駅

DSC_1754.jpg

途中車窓から見えたもの①
知林ヶ島という島らしいです。
けっこう形が可愛い感じの島でした。
ココはできれば時間を選んで、もっと近くからクッキリ撮りたかったなあ・・・。

DSC_1762.jpg

途中車窓から見えたもの②
遠くの方に大きめの山が見えました。
一応名前は竹山というらしいです。
ここは目的地の開聞岳のミニバージョンみたいなものでしょうか。

列車に乗っている途中天気は青空が見えたり、曇ったりを繰り返していました。
どうしても曇りの日に登山をしたくはなかったので、このときは祈りながら延々と列車に乗ってましたね。(笑)

そして、結構長い間列車に乗っていると、やがて目的地の山が車窓から見えてきました。

DSC_1769b.jpg

なんと・・・山は雲に包まれていました。(汗)
今までこんな状態の山を見たことが無かったので、このときはちょっと戸惑いましたね。

流石にこの状況で山に登ると遭難しかねないと思ったので、この日は登山は断念することにしました。
ただ流石に山に登るのを諦める気はなかったので、山には翌日登ることに。

その後どういうプランで明日を迎えるかについて考えました。
そして頭の中には二つのプランがありました。

①今日は鹿児島中央駅に戻り、鹿児島中央駅の近くのネットカフェで宿泊する。そして翌日始発で開聞駅に向かう。
②これから鹿児島中央駅に戻り、ロッカーに置いてきた荷物(寝袋等)を回収する。そして、終電で開聞駅に向かいそこで駅寝をする。

正直開聞駅は駅舎もない駅だったので、駅寝するかどうかは結構迷いました。
とはいえプラン①は余計に交通費や宿泊費がかかるので、今回は仕方なく②を選択しました。
(②ならこの日は18切符を使っていたので、どれだけ列車に乗っても料金は変わらず、移動費が安めですむ)

その後、開聞駅では下りることなく終点の枕崎駅まで行きました。
ちなみにこのときは乗客は私を含めて数人のみ。
あと、この路線はすごい車両に植物が当たる上に、車両が揺れるのでなかなか騒がしかったですね。(笑)

DSC_1778.jpg

やがて終点の枕崎駅に到着。
結構新しめの駅なので趣きは全くありませんな・・・。
一応最果ての路線の終着駅なんだけど、駅の周辺は目を引くようなものは特にナシ。

その後は枕崎駅を出発し再び鹿児島中央駅へ行きました。
そこでは先述のように、ロッカーの荷物を回収。
そして、その後は再び指宿枕崎線に乗り、駅寝する予定の開聞駅に向かいました。
(一日中列車に乗ってばかりでいい加減ウンザリ・・・)

DSC_1793.jpg

やがて開聞駅に到着。↑が駅の写真です。
先客がいたらやだなあと若干心配していたのですが、この晩は人はいなかったのでとりあえず一安心。

駅舎が無かったので蜘蛛の巣が沢山あるんじゃないかと心配したのですが、意外なことにココの駅のベンチは全体的にきれいでした。
ベンチの下をのぞいても蜘蛛の巣は一切なし。
前駅寝したときは蜘蛛の巣を払うのが面倒だったので、ベンチが綺麗だったのは本当によかったです。
(ココの駅は地元の人がきれいに掃除してくれているのでしょうか。)

その後は寝袋に入って就寝。
駅舎が無いので獣や虫の襲撃が若干心配でしたが、この日の晩は朝まで無事寝ることが出来ました。

ただ駅舎が無くて風も強く吹いていたので、夜中に寒くて度々目が覚めてしまいました。
あと、ここもセンサーで人の存在を感知するようになっていたので、身体を動かすと途端に電気がつくのが厄介でした・・・。



2020年4月2日

早朝、寝てる途中に電車が来たので目を覚ましました。
始発より前の時間だったので「あれ、何でもう来たんだ!?」と慌てましたが、どうやらこの路線は始発の前に電車を枕崎駅まで動かすみたいですね。

そのことを知らなかったので、この日の朝は運転手にベンチで寝ているところを思い切り見られてしまいました。(爆)
ウーン・・・恥ずかしい。
まあでも怒鳴られたりとかはなかったので、とりあえずは良かったのですが。

その後、急いで荷物をまとめ始発の列車が来るギリギリ前に出発。
そしてまず、山に登る前に近くにあったコンビニに食事をしにいきました。

コンビニで食べるものは暖かいものにしようということで、とりあえずカップうどんを選択。
そして店の前でズルズルとすすっていると、「旅行してるの?」と大きい穴の開いている服を着たオジサンに声を掛けられました。

それからはしばらくオジサンと会話。
山に登ることを話したら、(上からの眺めが良いこと等)山について色々教えてくれました。
あと「名古屋から来たんですよ」と言うと「息子がそっちの方で働いている」と言っていたので若干驚きましたね。

ちなみにこの人なら大丈夫だろうと思って「駅で泊まった」と言って見ると、特に驚くこともなく「お金かかるし、まあそうだよなあ」みたいな返事をしてくれました。
普通の人だったら駅で寝たとか聞いたら引くと思うので、こういう風に淡々と返してくれたのは中々ありがたかったです。(笑)



開聞岳

DSC_1812.jpg

その後は開聞岳に向かって出発。
↑は麓で山を撮った写真です。
この日は予報通り天気は晴れていて、昨日みたいに雲がかっているとかは無かったので、そのあたりはよかったですね。

DSC_1823_2020050623533269c.jpg

やがて坂道を上っていくと登山口↑に到着。
ここからガシガシ山道を上っていきました。

登山道は途中までは見晴らしが悪く、森の中を延々と歩くという感じでした。
ただ道はちゃんと整備されていて、迷いそうなところとかもなかったので、その辺りはありがたかったですね。

DSC_1852_2020050623483511e.jpg

その後、五合目を過ぎたあたりで撮った写真。
このあたりから所々見晴らしがよくなってきました。
ただ、それと同時にこの辺りから道が険しくなってきて、より歩きづらさが増したような気もします。

DSC_1863.jpg

六合目の途中、振り返って撮った写真。
道はほとんど固い岩だらけでした。
街歩きの靴で来てたらきつかったと思うので、旅行前に頑丈な靴を買っといたのは幸いでした。

ただ、この辺りから背負ってる荷物がだいぶ足にこたえてきました。
リュックの荷物をロッカーに入れてこれなかったのが良くないんですが、やはり登山は荷物少な目に限りますね・・・。

DSC_1871.jpg

六合目の途中、広々とした海が見えたので撮った写真。
なんか微妙にかすんでいますが、晴れていたので景色は中々良いですね。
ちなみに日によっては、このあたりから遠くの方に屋久島とか色々な島が見えるらしいです。

DSC_1890.jpg

八合目の途中で撮った木の根。
なんか奇妙な生物が横たわっているように見える・・・。(笑)
この山は所々に変わった形の樹の根があって面白いです。

ちなみに、このあたりで「ホーホケキョ」という鳴き声が聞こえました。
どうやらこの山にはウグイスが生息してるみたいです。
些細なことですが、登山中風情がある声が聞こえると中々癒されますね。

DSC_1896z.jpg

九合目の途中で見晴らしのいいところから撮った写真。
若干かすんでいるけど、高度も上がってきて大分見晴らしがよくなってきました。
この山の登山道は山の周りをぐるっと回る形になっているので、全部の方角を眺められるのがありがたかったですね。

DSC_1900.jpg

途中にあった梯子でのぼる箇所。
中々上るのはスリルがありそうですが、案外上るのは簡単でした。

どちらかというと帰りの時の方がココは大変でしたね。
足を踏み外しやすそうだったので、下りるときは上るときよりも慎重にゆっくり下りた覚えがあります。

DSC_1910.jpg

その後まもなくして山頂に到着。
下界の看板に山頂まで二時間かかると書いてあったんですが、私は(荷物が重かったこともあって)この日は登るのに二時間半かかりました。
山頂の眺めは海がある方角は森があって見渡せませんが、それ以外の方角は遮るものが無いので素晴らしかったですね。

ちなみに山頂に着くと先客が二人いました。
山を登っている途中誰ともすれ違わなかったので、この時ようやく初めて他の登山者を見ました。

DSC_1908.jpg

山頂の岩石群。
どうやらこの岩の一番高いところがこの山の山頂のようです。
(山頂にいたときはあの岩の上でしばらくボーっとしていました。)

DSC_1913.jpg

山頂から見える池田湖をメインで撮った写真。
あそこではネッシー的な未確認生物が目撃されたことがあるらしいですね。
ちなみに、湖の周辺には廃墟もいくつかあるようです。まあ左程面白くなさそうだし、時間なかったから行かなかったけど。

DSC_1916.jpg

山頂から海のある方角を撮った写真。
コッチは見晴らしは良くないんだけど、遠くの方まで森があるのが見えました。

遠くの方が見えるということは、ココとアッチの間は大きくぼんでいるみたいですね。
一応この山は活火山らしいから、噴火するとしたらこの先ということなんでしょうか・・・。

山頂を満喫した後は、そのまま来た道を戻って下山していきました。
来た道をまた何時間もかけて歩いたので、帰りは中々退屈でしたね。
おまけに帰りは飲み水がほとんど残っておらず、体力も無くなってきていたので息も絶え絶えでした。(汗)

ちなみに行きは誰ともすれ違わなかったけど、帰りは子供を連れた一家、カップル、外国人のグループ等無数の人々とすれ違いました。
早い時間に山に登ると、こう言うことがあるんですね。
山では人とすれ違うたび挨拶をするという暗黙のルールがあるので、何度も挨拶するのはカナリ大変でした。
(人見知りの私にはこの儀礼は苦行以外の何者でもない)

DSC_1924.jpg

↑は山から下りる途中で見つけた奇妙な形の根っこです。
なんかコレは普通に顔にも見えますね。
(コレがこの山で見た根っこでは個人的に一番のお気に入りです)

その後は、なんとか無事登山口まで戻ってきました。
そして、水が尽きてしまい乾いて死にそうだったので、麓では自販機でジュースを購入しました。
普通のCCレモンなんですが、この時は喉が死にかけレベルで乾いている状態だったので、異常にうまかった気がしましたね・・・。

山から下りた後は再び駅へ行き、そこから列車に乗りました。
↓は車両の中から山を撮った写真です。

DSC_1926.jpg

何か地味にこの山に親しみがわいたので、離れるときはちょっと寂しかったですね。
もう当分・・・というか二度と来ないかもしれないけど、もし何十年後かに来る機会があったら、そのときは今回の訪問のことを思い出して懐かしみたいものです。

その後は再び鹿児島市内へ行きました。
そして駅に着いた後は、とりあえず腹がすいていたので、ジョイフルという今まで行ったことのないファミレスに行ってきました。

感想を言うと・・・正直ココはかなりイマイチですね。
この店では生姜焼きを食べたのですが、タレがほとんどかかっていないのか全く味がしませんでした。
まずいものを出されたことはあっても、味がほぼないものを出されたのは初めてだったのでこのときは驚きました・・・。
(多分ココはもう二度と行かないだろうなあ)

その後は適当に街をウロウロしたのちに、偶然見つけた某ネットカフェで宿泊しました。
高くなると嫌だなあと思っていたのですが、私が行ったときはどうやらこの店は開店当日だったらしく、安く泊まれたので中々ラッキーでした。
おまけにシャワーも無料で使えて個室で泊まれたので、この日の夜は凄く快適でしたね。
先日泊まったネットカフェは結構イマイチだったんですが、どうやらこういう所は店によって結構差があったりするみたい。



というわけで開聞岳訪問記は大体こんな感じでした。

感想を言うと、この山は上からの見晴らしがとても素晴らしい山でした。
ここまで海を間近で高くから見渡せる山は中々ないと思うので、そういう意味ではこの日は結構貴重な体験が出来ましたね。

あと、写真とか見ている限りでは「そんな大きくない山だろう・・・」と思っていたんですが、この山は実際に見てみるとかなりデカく感じました。
あまりに大きかったので、初めて見たときは簡単に登れる山ではないなと初心者ながら直感しました。

今振り返ると昼から山に登るのはやめて良かったなと思います。
実際私が帰りにすれ違った人たちは12:00くらいに上ってきた人たちが最後だったので、この山は昼から登るのでは遅すぎるのでしょう。
(看板にも登山道は暗くなるのが早いみたいなことが書いてありました)

もし一日目に晴れていて12時台後半くらいから登り始めていたら、降りている途中に道が真っ暗になるという最悪の事態もあり得たのかもしれません。
なので今思うと、天気が曇っていて翌日の朝に登ることにしたのは幸いでしたね。
(風が吹きつける中駅寝をするのはキツかったですが・・・。)

まあとりあえず今回はこんな感じですね。
ではまた次回。次は熊本県に行った時のことを記事にするのでお楽しみに。
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鹿児島県 指宿枕崎線 開聞岳

6 Comments

悠村隆道  

私も若い時に開聞岳に上りました。その日はよく晴れた日で森の中を登っていると突然視界が開けて眼の前に屋久島が見え水平線にへばりついたように種子島が見えたことを今でも憶えています。
下山したあと、開聞温泉と言うとても田舎しい公衆温泉場を見付けてお世話になりました。今はもうないでしょうね。

2020/05/07 (Thu) 21:39 | EDIT | REPLY |   

荒ぶるプリン  

おはようございます

竹山がふと見た時に2本角がある鬼みたいにみえました

たしかに普通の靴だと岩だらけだったりの山道を歩くのは
危なそうですし足もすぐに痛くなって歩くのもしんどそうですしね><

こういうはしごは登るときに途中で外れたり壊れたりしないかなとか
意識が頭の中でうずまって怖くなりますね
見ていたりしてる分には登ってみたいなってなるんですけどね

2020/05/09 (Sat) 10:27 | EDIT | REPLY |   

ミドリノマッキー  

わ~い、開聞岳だ~
同じ鹿児島なんだけど、登ったのは40年ぐらい前。
前回の都井岬は30年ぐらい前。
地元と言いながらほとんど行ってませんね(^^♪
でも頂上の記憶はあります。
それから途中の梯子はありませんでした。
それにしても、ぶち丸さんのバイタリティーには脱帽です。
これからもたまにお邪魔します。よろしくです。

2020/05/11 (Mon) 20:47 | EDIT | REPLY |   

ぶち丸  

悠村隆道さんへ

こんにちは、コメントありがとうございます。隆道さんも開聞岳に登られましたか。あの山は本当に突然視界が開けますよね。(笑)私が行った時は若干かすんでいたので、遠くの島々を良く見ることは出来ませんでした。個人的にはそのことが若干心残りだった気がします。
ところで、開聞温泉ですがこちらの温泉は今でもあるみたいですよ。車でないと行くのがきついところにあるので、私は行ってませんが・・・。

2020/05/12 (Tue) 02:45 | EDIT | REPLY |   

ぶち丸  

荒ぶるプリンさんへ

こんにちは、コメントありがとうございます。

確かに2本ツノがあるみたいにも見えますね。
竹山という名前ではひねりが無いので、鬼山とでも付けたほうが個人的には良かったと思います。(笑)

一応登山するということで旅行の前に古着屋で中古の靴を買っておきました。
(たしか値段は900円)
この靴は底が厚くて硬めだったので、山に登った時は重宝しました。
でもそれを履いていっても、ココの山はきつかったですね~。
写真とかで見るとそんな高そうな山でもないように見えたので、行く前はちょっとここを侮っていました。

ココの山には梯子の個所やらロープの個所やらがあったので、進んでいるときは中々スリルがありましたね。
でも一番怖かったのは岩の上を歩いている時です。
靴が若干大きめで、歩いているときに若干不安定だったので、岩からたまに落ちそうになりました。(汗)
まあでも眺めがいいので、個人的にはこの山に登るのは結構オススメです。
もっとも結構な僻地にあるので、行くのはカナリ骨が折れるんですが・・・。

2020/05/12 (Tue) 02:59 | EDIT | REPLY |   

ぶち丸  

ミドリノマッキーさんへ

こんにちは、コメントありがとうございます。

ミドリノマッキーさんも開聞岳に行ったことがあるんですね。
40年前とはだいぶ前だなあ・・・。

私が行った時は登りやすいように、所々に階段やらロープやら梯子やらが設けられていました。
昔はこういうのが無かったというのは驚きですね。
多分これらが無かったらかなり危険な登山になったと思います・・・。
今はネットを見る限り一応初心者でも登れる山という扱いみたいですが、当時は上級者向けの山だったりしたのでしょうかね。

あんまり人に褒められることがないので、バイタリティがあると言って頂けて光栄です。(笑)
今後もいい記事を書けるように頑張ります。こちらこそ宜しくお願いします~。

2020/05/12 (Tue) 03:25 | EDIT | REPLY |   

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