脳内交響曲

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28 2014

私の世界が唯一の世界なのではないか?

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また、いやな実感がわいてきたなあ・・・。
いや、独我論ってあるじゃないですか?いわゆる「私が見ている世界がすべてで、それ以外は存在しない」という主張。
あれが実は正しいんじゃないか、って実感がふつふつとわいてきたわけですよ。

通常、我々は3つの世界があることを信じてますよね?
一つは「自分が経験している世界」、一つは「他人が経験している世界」、そしてもう一つは経験の背後にある「実在の世界」。
我々はこれらのいずれもがあると普段信じて生きているわけなんですが、やはり個人的に腑に落ちないところがあります。
一つ目は確かにあるように感じられるわけなんですけど、後者二つについては絶対あると確かめられる証拠がないからでしょうか。

例えば、まず「実在の世界」に関して言うと、自分の目の前にある光景は、誰でもそこに実在していると考えますよね?
目の前に普段見慣れた自分の家の部屋の光景があり、そこから出れば近所があり、もっと離れていけば外国があり宇宙があり・・・。
ってずっと続けていくとどこまでもいける感じなんですが、とりあえずそれはさておき、世界はまず間違いなく実在していると、こう普通は考えるわけです。
仮に自分が寝ていても、死んだ後でも、生まれる前も世界は実在していたはずだ!と。



ただ、これって全部「私の世界」における出来事なんじゃないですかね?
だって自分の部屋も、近所も、外国も、宇宙も、それがある場所を示そうと思っても、自分の世界というか、意識のうちを指し示すことしか出来ないわけですから。
もちろんだからといって実在の世界がないという結論が即導き出されるわけではないし、世界が実在するという前提で私も日常を送っているわけなんですが、しかし一方で「私の世界が全てだ」という直観を完全には消し難いわけですよ。

また他人の世界があると確かめることも厄介な面があります。
「いや、私も世界をちゃんと経験しているし」という人もいるとは思うのですが、しかし私にはあなたの経験する世界があることを、実在の世界の存在を示せないのと同様に、どうやって示せばいいのか皆目わからないわけです。

というか、そもそも他人の世界の存在など確かめることなど、どうやったって出来ないでしょう。
だって、仮に自分が本当に他人の世界を経験することができるとしたら、他人イコール自分ということになって、他人が消滅することになってしまいますから。
あくまで、他人の世界は自分の世界と完全に隔たれているからこそ、それがあるだろうと考えられるわけであって、他人の世界というのはそもそも確かめられることがあってはならないような世界と言っても過言ではありません。

というわけで、「他人の経験している世界」にも「実在の世界」にも、どうやっても自分の手は届かないわけなんでですが、個人的にこの問題ってめちゃくちゃ歯がゆいんですよね。何かしらの形で決着をつけたいというか。
まあこんな問題を気にする人はほとんどいないでしょうし、「絶対的に証明する必要なんてないし、ただあると思っておけばいいだろ!」と言われたらそれまでなんですが・・・。
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独我論 他我

- 10 Comments

blackout  

no title

これは、まるで自分の小説が絵画として表現されたような気がしました

自分が描く闇は、漆黒で、どちらかというかメタリックな感じです
そして、真っ暗ではなく薄闇ですね

なお、自分は更新されたら訪問するタイプなので、悪しからず

2014/12/29 (Mon) 21:58 | EDIT | REPLY |   

名無し  

no title

宮沢賢治の空みたいです

2014/12/30 (Tue) 02:43 | EDIT | REPLY |   

ぶち丸  

Re: blackoutさん

こんにちは。

blackoutさんの作品を読んでいると確かにそんな印象を受けます。
私も薄暗系の作品を好みますが、あまりメタリックな感じの絵は描いてないですね・・・。

ブログの訪問はいつしていただいても大丈夫なので、ご自由にどうぞ。

2014/12/30 (Tue) 23:25 | EDIT | REPLY |   

ぶち丸  

Re: 名無しさん

はじめまして、コメントありがとうございます。

宮沢賢治の作品ってやたら青いイメージがあるので(銀河鉄道の夜とか)
確かにこの作品と通ずるものもありますね。

2014/12/30 (Tue) 23:27 | EDIT | REPLY |   

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2014/12/31 (Wed) 04:58 | EDIT | REPLY |   

ぶち丸  

Re: 鍵コメントさんへ

こんにちは、コメントありがとうございます。
気に入っていただけたら何よりです。

ロシアのアニメーションは見たことがないので知りませんが、
暗い風景でも落ち着かないものもあれば、明るい絵でも落ち着くものはあるので
結局はその作品次第じゃないかと個人的に思います。

2015/01/01 (Thu) 08:11 | EDIT | REPLY |   

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2015/01/05 (Mon) 21:12 | EDIT | REPLY |   

ぶち丸  

Re: 鍵コメントさん

こんばんは、コメントありがとうございます。
自分は直感で色を使っているので名称は知りませんが、
調べてみると確かに群青っぽいですね。

新しいほうのブログにリンク張らせていただきました。
わざわざ知らせていただきありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。

2015/01/06 (Tue) 06:17 | EDIT | REPLY |   

hige  

アパートから見上げる夜空

フランス映画でありがちな安っぽいアパートの屋上から見上げる都会の星空
そんな想いがいつまでもノスタルジックな風景をおもわせる。
と、見てしまいました。
夜の切り絵は素敵ですね。
そんな一人きりの夜空に
想いにひたるのは私の勝手。
そんな感じ方は貴方の想い ではないかも知れない。
なんか 素敵な 絵ですね。

2015/01/17 (Sat) 00:21 | EDIT | REPLY |   

ぶち丸  

Re: アパートから見上げる夜空

コメントありがとうございます、Higeさん。

なかなか想像豊かな感想ですね。
そこまで深く考えた作品ではないのですが、
そんなに色々イメージを膨らましてもらえるのはありがたいです。

2015/01/20 (Tue) 20:58 | EDIT | REPLY |   

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