脳内交響曲

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22 2014

結婚式に誘われる不幸

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結婚式に誘われた件について。

この間10年以上会っていない従姉から我が家に結婚式の招待状がやってきました。
で、私は当然行きたくないので「私は行かない」と両親に告げたのですが、そこで猛反発を食らいました。
どうやら裏では私も含め一族全員が参加することが既に決まっていたらしく、父からすれば行かないことはありえないというわけです。

これは私が悪いんでしょうか?
いや、常識的に考えれば行くべきなんでしょうけど、ただ私が結婚式に行くに値する存在かというと、どうもそうは思えないのです。

まあ父に
「お前が行かないとみんなに迷惑がかかるんだぞ!」とか
「そんな考えじゃ世の中渡っていけないぞ!」とか

挙句の果てには
「お前なんか生むんじゃなかった!」とか
「家から出ていけ」とか
「親子の縁を切るぞ!」とか

もううんざりするような台詞を散々吐かれたわけなんですが、

・もう10年以上会っておらず
・もはや何とも思われていない
・最早どうでもいい存在でしかない
・いてもいなくても何も変わらない
そんな私が従姉の結婚式に行ったところで何の意味もないですよね。



本音を言えば、彼女(従姉)はただ親戚としての関係があるという理由だけで、私を結婚式に誘ったのでしょう。
でも数合わせに、ただ機械的に私が参加したところでお互いにプラスなるんでしょうか?
おそらく双方にとってマイナスにしかならない気がします。

まあ向こうは自分の結婚式を盛り上げてくれるから、私が結婚式に(引き立て役として)来る価値があるとほんの僅かには思っているのかもしれません。
でも、そんな理由で行かされる私の身にもなってほしいというのが正直なところなんですよね。
嘘とか隠し事が嫌いな私を結婚式に呼んで、うわべだけの反応を見せろとでも言うのでしょうか。

そしてそれ以前に、すごい失礼なことを言ってしまうと、私は結婚式が特に目出たいことだとは思わないのですよ。
たぶん結婚する二人は、幸せな家庭を築くことを控えてめでたい気持ちでいっぱいなのでしょう。
彼らの両親もめでたい気持ちでいっぱいなのでしょう。

でも上記でも書いたように、ずっと会っておらず、お互いのことがどうでも良くなっている以上、私には悲しいほどに二人に対する祝意がみじんもないのですよ。
ずっと会っていない従姉と、赤の他人が結婚したところで心底どうでもいいとしか思えないのです。
祝意が全くないのに、私が行ってしまったら逆に失礼とも言えるでしょうね。
いや極端なことを言えば、私が二人に何かしら呪いをかけてしまって、二人の関係を破たんさせることにもなりかねないんじゃないか・・・とかアホなことを考えたりします。
そうすると、やはり私が結婚式に行くべきだとはどうしても思えないのですよ。



それでも、親戚の結婚式に行くのは当たり前のことなんだから、行けよと思う人がいるかもしれないですね。

でも私が思うに、結婚式に行くべきかどうかは対称的な視点を用いて判断するべきなんですよ。
すなわち仮に自分も結婚式をするとして、その結婚式に相手を誘いたいときだけ、その相手の結婚式にいくべきだと、そう思うのです。

そして、この前提を踏まえると、その従姉の結婚式に行こうなんて微塵も思わないのですよ。
だって仮に結婚式を開いたとしても、彼女をソコに呼ぼうなんて絶対考えないはずなのですから。
(まあそもそも、私自身が結婚するという可能性が0パーセントなのですが)

・・・いったい世の新郎新婦は、なぜそこまで費用をかけて多くの人を巻き込んで式を挙げたがるのでしょうね?
昔だったら退屈な日常を紛らわすという意味合いもあったのでしょう。(いわゆるハレとケ)
しかし、いくらでも時間をつぶそうと思えばつぶせる現代では、どう考えても結婚式など無駄でしかないわけです。
なぜなら娯楽は今やいくらでもあるわけですから。
この点からも結婚式にいく理由は私には全くないように思われるのですよ。

まあ結局のところ、ああいうのは楽しめる人だけ行けば良いと思います。
私以外の親戚は従姉の結婚式に全員行くらしいですが、それはそれで別にいい。
どうぞ私以外の皆で楽しんできて下さいという感じです。

別に結婚式に行く人を殊更止めようとか、結婚式の開催を取りやめろとか私は主張するわけではありません。
ただ、行きたくないのだから、「私のことは放っておいてくれ」と願っているというだけの話です。

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4 Comments

okokkeitarou  

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なんとなく昭和を感じさせます。
う~ん懐かしい。

2014/11/22 (Sat) 21:08 | EDIT | REPLY |   

ぶち丸  

okokkeitarouさん、コメントありがとうございます。

この絵はできるだけ無機質さ、素朴さを出すように心がけました。
なのでそれが昭和っぽい要因かもしれません。
レトロな建物は趣があっていいですよね。

2014/11/23 (Sun) 04:23 | EDIT | REPLY |   

花音  

こんばんは。

ぶち丸さん。

廃屋を感じました。
寂しさと切なさ…。
それでもどこか温かいぬくもりも感じます。

2014/11/23 (Sun) 17:57 | EDIT | REPLY |   

ぶち丸  

Re: こんばんは。

コメントありがとうございます、花音さん。
作品ごとに感想を頂き本当に感謝しています。

寂しさと切なさは私がいつも抱いている感情で、このブログのテーマみたいなものです。
基本的に私は暗いものしか描けません。
でも明るいものだけじゃなくてそういうのも含めて人間らしさなんですよね。
人間によって生じた作品はすべて温もりに満ちていると個人的に思います。

2014/11/24 (Mon) 05:43 | EDIT | REPLY |   

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