脳内交響曲

ある時は世界一陰鬱な絵画を生み出すことを目指すブログ。またある時は死・人生について考えるブログ。

01 2037

紹介

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こんにちは、又は初めまして。ネット界最果ての地、脳内交響曲へようこそ。
わたくし管理人のぶち丸は、地球という地獄界の住民です。
地獄界からこのブログはお届けします。

このブログは、私が「見ていると気分がふさぐような自作絵」や「聞きたくもないような話」などの暗いコンテンツを延々と載せていくスペースです。
何故そんな誰にも見向きもされないような創作を試みるのか、疑問に思う人もいるかもしれません。
もっと明るい、一般向けのものを作れば認められやすいし、お金儲けも出来て成功できるのではないか、などと思う人もいるのかもしれません。

私が一般受けしないコンテンツを作り続ける理由、それは余りにこの世界が陽の雰囲気に満ちているからです。
人間の多様性を重んじるならば、世の中には明るい人だけではなく、暗い人がいても別におかしくは無い筈。
しかし、現実には暗い人間は排斥され、虐げられ、陽気な人間に合わせることを強要されます。
そして生きていくうえで多大な困難、苦痛を経験することは避けられません。



別に私は明るい人間のことを否定はしません。
しかし、少しぐらいは陰気で、根暗な人間がいてもいいじゃないかと、そう思うのです。
そのため、このブログでは陽の雰囲気に押されないように、陰の雰囲気を世界に増すことを私は目指していきたい。
最終的に暗い人が出来るだけ生きやすいように世界を持って行ければなあ、と思います。
もしこの変人に興味がある方は、ぜひ最期(私の死)までお付き合いください。
何卒、よろしくお願いします。

また、此の記事の追記に初めて来た人に向けて、より詳細なブログの紹介を書いておきました。
「続きを読む」を押すと、このブログの歴史など色々読むことが出来ます。
読みとばしでも全く問題ないですが、このブログに関心がある奇特な方は是非読んでください。

ブログ紹介 脳内交響曲

25 2018

最近気に入った曲のまとめ

最近気に入った曲の動画とかをまとめた記事です。
こういう記事は手抜きと思われるかもしれませんが、まあたまにはこういうのもね。

今までは記事ごとにジャンルを分けてたけど、今回は一つの記事に複数のジャンルの曲をつっこんどきました。
あと今回は一曲ごとに補足コメントつき。
楽器に詳しくないからなんかトンチンカンなこと言ってるかもしれないけど、あくまで楽曲の紹介がメインだから細かいことは気にしないでもらえるとありがたいです。

音楽 メタル 名曲

08 2018

絵を描く過程についての話

2018040401.jpg

どうも、ぶち丸です。ご無沙汰してます。
最近はを中々仕上げることが出来なくて悶々としていた感じなのですが、やっと仕上げることが出来ました。

上のが先日描きあげたです。
人間を描くのが得意でないので、このを描き上げるのは個人的にイロイロ苦労がありました。

得意で無い人間のをなぜ描いたのかというと、そのきっかけは暫く前に「ぶち丸さんの美少女を見たい」とメッセージを貰ったことです。
その場では「まあ何とかなるだろう」と思って二つ返事で承諾したのですが、これが本当に難しいのですよ。

「美しい少女ってどんな人なんだろう?」
「どうすればそういう人を描けるのだろう?」
みたいなことを延々と考えていました。

挙句の果てには
「私にはそのような人を描く素質があるんだろうか?(私は描くに値する人間なのか?)」
「その描かれる人物は描く人物が私みたいな人間で嫌な気持ちにならないだろうか?」
「何を描いても上手くいかない感じがする・・・」
みたいな泥沼みたいな思考回路にも至る始末。

一度約束したことは中々破れない人間なので、そういった思考から外れることもできずカナリ悩んでいました。
描いても描いても次から次へと没作品が出てきて、ここ最近は完全に気分がふさがっていた感じです。

まあ、本当に馬鹿なことで悩んでいたとはわかっているんですけどね。
でもこればっかりは悩みの内側にいる人間にしか分からないから、誰にも理解してもらえなくても仕方がない。



とりあえず今回の記事では区切りをつけるためにも私の苦労をひとつ形にして残しておこうと思います。
私が大体どういう思考を経て上の作品を描くに至ったのか、以下の記述から読み取ってもらえたら幸いです。

まず美少女を描くからには世界一の美少女にしなければいけないと私は考えました。
そこでじゃあどういう姿で、どういう容姿で、どういう体型で、どういうポーズにすればよいのか。
ここを暫く色々考えた結果私は次のような要素を持った少女を描く計画を立てました。

・服は無国籍感を出せるように何も着せない。(かつ性的な感じは出さないように)
・頭にツノをはやす。
・表情は怒りでもなく笑いでもなく何とも言えない感じに。
・目はぱっちりさせる。
・髪型は前髪が白いデコ出し茶髪ショートヘア。
・ポーズはこじんまりと体操座りさせる。

で、そこから描いたのがざっくり描いたのが次のイメージ。

2018030601.png

これを描いたのが2018年の1月17日。
一応言っておくとこれは縮小画像で、元の画像サイズは3616×7000(ピクセル)というどでかいサイズです。
(完成時のサイズは3800×7200)

かなり雑に描いてあるけど、描き始めはいつも大体こんなものです。

不思議なのは、今見返すとこの少女のデッサンが狂っているのはよく分かるのだけど、描いているときは何となくボンヤリと「どっかおかしいな」くらいの感じしかしないということ。
描いている内に「ああ、ここが違うのか!」とわかるんですが気づくまでは何が悪いのかさっぱり分からない。
これは未だに不思議に感じる現象です。
これは一体どういう現象なのか。
他の人はこういう悩み無しにいきなり最適解を導き出せるのだろうか。



それはさておき、次にこれをさらに調整するとこんな感じ↓になりました。

2018030602.jpg

これを描いたのは1月18日 0:16。
回転ツールとかブラシを使って全体的に調整しました。
脚や腕、胴体の輪郭がくっきりしたり、また影がついたりしましたね。

あと、前々から絵に枠をつけるのを一度やってみようと思っていたので下に枠をつけてみました。
枠をつけるとわざとらしくてダサくなる感じもありますが、まあそこは私の趣味なので仕方ない。



ここから五時間ほどが経過して次のようなイメージができました。

2018030605.jpg

このイメージが出来たのが1月18日 5:18。

5時間も経ったのに全然変わってないじゃん!と思う人もいるかもしれないですが、基本的に休憩とか挟んでゆったり描く人間なので、私にはこれぐらいのペースが普通です。

首元周辺、脚の影の部分 その他細かい所の光の当たり具合や肌の色合いとかを微調整しました。
また、目元も調整して完成形にぐっと近づきました。

このとき髪の形も大まかに決まりました。
名前はわかりませんが、ストレートでサイドにモサモサがある髪型です。
この髪型は人間を描くときに描きやすいので昔よく使っていました。



そして次に出来たイメージがコレ。

2018030604.jpg

このイメージが出来たのが1月18日 5:53。
分かりにくいですが、左腕を若干細く、また右足を若干太くしました。
また流石にネットで投稿するのに裸はまずくない?と思って、ここでいったん服を着せてみました。
オレンジ袖なしミニスカートのシンプルな服です。
なんとなく古代人ぽい衣装を描きたかったのですが、必要な画力が無いのと、何だか似合ってないのとが原因で、これは却下になりました。

(ちなみに言うと、テクスチャを外したらどんな感じに仕上がっているかを確認したかったため、ここではいったん用紙テクスチャを外してあります。)



そして次のイメージはコレ。

2018030607.jpg

このイメージが出来たのが1月18日 6:48。
胴体が太すぎると感じたので、背中をもっと身体のおなか側に寄せました。
(やり方は投げ縄で背中の移動したい部分を選択→移動→ぼかしやブラシでならす、というもの)

デッサン力が全然ないので、一発で人物をぴしっと描く力が無いのが悩ましい所です・・・。



そして次のイメージはこれ。

2018030608.jpg

このイメージが出来たのが1月18日 7:02。
一個前の画像の制作時から少ししか時間が経ってませんが、これは心配性ゆえにこまめにファイルを新たに保存する癖があるからです。
(絵を描くときはこの癖のせいでいつも大量のファイルを作ってしまってかなりメモリを食います)

ここでは臀部が突き出ているように感じたので縮小しました。
また、キャンバスの左側を若干カットしました。



そして次のイメージはこれ。

2018030609.jpg

このイメージが出来たのが1月20日 14:27です。
少し時間が飛びました。
時間が飛んだときは大体上手くいかなくてやる気が失せたか、或いは他のことに関心を移したかのどちらかです。
(このときは恐らく前者でしょう。)

ここでは肌にぼかしをかけたり、太ももを細くしたり、胸の形を整えたり、胴体を細くしたり、左膝を削ったり、臀部をもっと丸くしたり等沢山の調整をしました。 

また下の枠が拡張されていますが、これはこの時私が「下の方に豪華な分厚い枠を描いたらいい絵になるかも!」と変な計画をボンヤリ練っていたからです。
(結局実現はしませんでしたが。)



そして次のイメージはこれ。

2018030610.jpg

このイメージが出来たのが1月20日 14:59です。
直感でツノをつけてみました。
側面に2本とおでこに2本。
今見返すと何じゃこりゃって感じですが、描いているときは結構真剣に検討していました。



そして、次に出来たイメージはこれ。

2018030611.jpg

このイメージが出来たのが1月22日 12:14です。
またさらに時間が飛びました。
もうこの時には私は完成像が思い浮かばなかったり上手く描けなかったりでかなりウンザリしていたと思います。
ここでやったことは頭部の角度の変更(回転)、臀部の更なる縮小、足や腕の細かい調整等。
(透明部分が残らないようにレイヤー達の一番下に薄い茶色で塗りつぶしたレイヤーを置いていたので、頭を回転させたときに薄茶色の部分が生じました。)



そして次のイメージはこれ。

2018030612.jpg

このイメージが出来たのが1月22日 13:58です。
ここでは細かい調整をたくさんしました。
箇条書きにすると大体次のような感じ。

・左足を所々暗くする。
・顔を全体的に暗くする。
・腕輪?や腕を調整。
・首元とかも調整。
・左肩を少しへこませる。

出来るだけ顔を薄汚い感じにしないように白っぽくしておこうと思っていたのですが、実際塗ってみると多少は色(影)がある方がいいと分かるようになりました。
デッサン力があればこんな点で間違えないのでしょうが、そういう所に気づかないところからして、やはり私の実力はまだまだなんでしょうね・・・。



そして次のイメージはこれ。

2018030613.jpg

このイメージが出来たのが1月22日 14:08です。
耳がつきました。
この時点では髪で耳を隠そうか迷っていたけど、とりあえず描いてみた感じです。

耳がとんがっているのは普通の耳だとなんか単純すぎて面白くないと私が思ったからです。
(なんて単純な思考回路か・・・)

ここでも調整した点がいくつかあるので箇条書きにしておきます。
やったことは大体次のような感じ。
・頭を少し回転させたときに出来た茶色い部分を黒く塗りつぶす。
・足を延ばす&キャンバスの右側を拡張。
・脚の肌色を調整。
・ツノを均等な長さに整える。



そして次のイメージがこれです。

2018030614.jpg

このイメージが出来たのが3月3日 10:25。
時間が一カ月以上飛びました。
これは前回の修正以降ツノがうまく描けなかったことと、全体のデッサンが最早修正不可能なレベルで崩れている感じがしたことが原因で、私が半ばこの作品を放棄した気になっていたからです。

この作品を仕上げることを諦めた後しばらくは他の絵を描く作業に移ってしまい、この絵の存在は頭の片隅にある程度のものになっていました。
しかし、3月ちょいすぎくらいにこの絵を見返してみると、ふと何となく完成させられる気がしてきたので、改めてこの作品の仕上げの作業に取り掛かることにしました。

ツノが上手く描けない問題はツノをもう一切描かないという方法をとることによって解決しました。
また、デッサンの狂いに関しては更に修正を重ねることで対処しました。
ここで施した修正は右臀部拡張、左太もも縮小、左手拡張等です。

そのほかの修正点は以下のような感じです。
・アクセサリとして少女のおでこにぼっちをつける。
・髪を三つ編みにする。
・なんか物足りない感じをなくすため、ツノの代わりに花冠をつけることにする。

また、この頃から人物以外の部分の描き込みに積極的に取り組み始めました。

・右側にオレンジの丸を付けてみる。
・下の枠を何かのゲームのスクロールの部分っぽくしてみる+謎の文字を書いてみる。
・少女が座っている地面(草原?)を描きこむ。
・左下がなんかさみしいので適当に水色を乗せてみる。
・左上の方で何か光らす+星を散りばめてみる。
・少女の座っている大地の奥には海が広がっていて、さらに奥には黄色い島があって・・・みたいな感じをイメージ。

少女の背景に、あまり密になりすぎないように、余り偏りすぎないように注意しながら、バランスよく色んなモチーフを配置するのが難しかったですね。

ちなみに言うと、オレンジの丸をつけたのは困ったときには丸を付ける癖が私にあるからです。
今までの私のほかの作品を見てもらえれば分かってもらえると思いますが、私には丸に依存している側面があります。
丸は便利ですよ。誰が描いても大体綺麗になるし、モチーフとして完全でとても美しいし。
絵に描くにはうってつけの対象です。
(ただし、多用しすぎると表現が陳腐になるので、そこは注意が必要ですが)



そして、次のイメージはこれです。

2018030615.jpg

このイメージが出来たのは3月3日 12:12です。

上下に枠をつけました。
均等な幅だとなんかイマイチに感じたので上よりも下が太くなってます。
その他、地面を整えたり、あと水色の部分に何か割れた実(器?)的なものを描いたりもしました。

この器が何なのかは、実は描いた本人でもよく分かっていません。
まあ、勢いで描いてるような人間なので、こういう訳の分からないモチーフも(それが破たんをもたらさない限り)私の絵には往々にして出現するんですね。



そしてこれが次のイメージ。

2018030616.jpg

イメージが出来たのが3月3日 17:01です。
前髪は薄めにしようかと最初は思っていたのがですが、結局塗りつぶすことに。
塗りこむ前は絶対髪の濃さが薄い方がいいと思っていたけど、濃く塗ってみて普通に濃くした方がいいなと気づきました。
これも描いてみてから分かるの典型例ですね。
なぜ描く前にこの点に気づくことが出来ないんでしょうね。この点が自分でも不思議でしょうがないです。

背景に関して言うと、背景右上に洞窟の出口?的なものを描きました。
枯れ木をはやしてみたり、奥の方には霧がかった塔的なものを配置してみたり。
あとは赤い丸の下に森っぽいものを描いたり。
ここではまだ色々試行錯誤してる段階ですね。

少女の頭の花冠は、ちょっとわざとらしさを感じてしまったのでやっぱり外してもらうことに。
やっぱり人間は裸そのままが一番美しい!とこの時しみじみ思いました。



そして、これが次のイメージです。

2018030617.jpg

イメージが出来た時間は3月4日 1:11。
ここで枠を完成させました。
(上の枠を描きあげる+上下の枠の細かい調整+枠に紙テクスチャを合成モード:オーバーレイでかける)
この時、ついでだから絵の下の方の少女が座っている地面や謎の器にも紙テクスチャをかけておきました。
その結果地面にアナログ感が出て、何となくいい感じに。

また少女の前髪を整えた上で、髪の毛を全体的に濃い茶色にしました。
これも塗りこんでから分かるという以前の例と同様のパターン。

そのほか右目を動かしたり、その周囲を暗くしたり、左目のまつ毛周辺を暗くしたりなどの微調整を施しました。
これによってちょっと少女の性格がきつそうになりましたね。
(少しの変化で顔は大きく印象が変わるので、この時はかなり慎重に修正をくわえていたと思います。)

背景については、左上の島の後ろを他の明るい部分とのバランスを考えながら強めに明るくしてみました。
また、右上の洞窟の出口的な部分をすこし削って塔みたいなものを出現させました。



で、これが次のイメージです。

2018030618.jpg

このイメージの作成時間は3月4日の2:36。
ここで「もう一回頭になんかつけれないかなあ」と思ってごちゃごちゃした花輪をつけてみました。
が、やっぱり画面が忙しくなる感じがしたので諦めることに。



そして次のイメージがこれ。

2018030619.jpg

このイメージが出来たのは3月4日の17:50。
またまたなんかヤッパリかぶせたいなと思い(しつこい)帽子的なものをかぶせてみました。
が、似合わないのでこれも却下。



そして、次のイメージはこれです。

2018030620.jpg

イメージの作成時間は3月5日の17:52。
一個上のイメージ作成時から時間が丸一日経過。

結局頭に何かかぶせるのは諦めて、上枠を少女の頭のすぐ近くまでおろしました。
私は優柔不断な人間なのでこの段階でもまだ「なんかつけれないかな」と思っていましたが、今振り返ると何もない方がピシっとしまっていていい感じなので、結局これで良かったんでしょうね。

背景については大体次のような修正をしました。

・羽根フェチなので左上の島に羽根をつけてみる。
・左上の一つ星周辺を整える。
・下の枠をすこしカットする。
・オレンジの丸の下に森を描くのはやめて、大地的なものを描く。
・オレンジの丸の傍に光る星を一つ配置する。
・右上の洞窟の出口的な部分を整える。
(階段や赤い滝、カラス頭の像?、柱を付け加える等)
・洞窟の外にそびえたつ塔の修正。
(場所を移動&太さを太くする等)
・塔の頂上付近に岩を浮遊させる。
・塔の下らへんに霧がかった針葉樹林の森を配置する。

この段階で少女の右背景が殆ど完成して、左の背景のみが未完の状態になった感じですね。
ちなみに言っておくと、背景を描くときは全体バランスが崩れないよう細かい注意をはらってました。
(全体のビューと一部のフォーカスビューを行ったりきたりして)




そして、これが次のイメージ。

2018040401.jpg

イメージの作成時間は3月6日の16:50。
前回のイメージから一日ほどたちました。
これがこの絵の完成イメージです。
(高画質バージョンはコチラで見れます。→

まず背景について言うと、未完だった少女の左側の背景は次のような風になりました。

・左上に島を描くのは面倒になったのでやめて、大地(山?)を二段配置することにする。
・なんか物足りないので二段の大地の真ん中に三人の何者かを立たせる。
(これはよーく見ないと分からないかもですが。)
・二段の大地の上に本来は大きく明るい部分があるはずだったが、ここが明るいと全体のバランスが崩れる気がしたので明度を落とした。
・その薄明るい部分のさらに上にある明るい星の部分を整える。
・少女の背中の後ろらへんに塔を配置。
(どんだけ塔好きなんだよっていうね)
・塔の上に魔法陣を書く。
・塔の近くにコウモリを三匹バランスよく飛ばす。
・少女の頭の左上らへんが物足りない感じがしたので文字&文字枠を配置する。
(文字は私の絵を知っている人には多分お馴染みの誰も読めない謎の文字)

右側の背景は次のように修正。
・右上の塔のてっぺんらへんに明かりをつける。
・オレンジの玉周辺などの少し明るくなっている部分をより暗くする。

そして後は少女の脚、目、目元、髪の一部等の細かい所を修正しました。
これでやっと完成です!いやー疲れた。ここまで読んだ人もオツカレ。



書ききれなかった細かい作業も沢山あるけど、とりあえず全体的に制作過程はこんな感じでした。
なんか苦労話っぽいのをしようと思っていたら、途中からなんか只の絵の解説・制作裏話みたいになってしまいました。(笑)
ちょっと綿密に過程を書きすぎてしまって、その点をうっとおしく思う人もいたかもしれないので、その点についてはまあ申し訳ない。

で、描きあがってからの雑感を語ってみると、まず真っ先に思いつくのは「私は世界一の美少女を描けたのか?」という疑問です。
最初はそういう目標を立てて出発したわけで、まあ私なりに最善は尽くしたわけなんだけど、結果どうなったかというとまあ世界一の美少女が出来上がったかどうかはカナリ微妙でしょうね。
多分世のほぼすべての人はそんな承認をしてくれないように思います。
初期条件はそんな悪くなかったはずなんだけど、何が悪かったのだろう?
単純に画力が足りていないのか、それともまだ何か大事な何かが見えていないのか。
いずれにせよ、この辺は同じテーマで絵を描く場合考え続けなければならないことなんでしょうね。
(直観を頼る以外にどう考えていけばいいのかすらよく分からないけども)

あとこの作品について思うところがあるとすれば次の二点。
まず一点は「自分は絵を描くのが滅茶苦茶遅いなぁー」ということです。
とりあえず上の過程を全部眺めてきた人なら分かってくれると思うけど、どう考えてもコイツ(ぶち丸)は余計なことを考えるのに時間を割きすぎですね。
かかった時間は途中で大きなインターバル(一カ月半くらい)があったけど大体一週間ぐらいでしょうか。
この作品の前に描いた絵()が五日間くらいで仕上がったので、描くスピードが明らかに落ちてますね。
しかも明らかに描いた内容量は今回描いた絵の方が少ないのに、こっちの方がより仕上げるのに時間がかかるとは。
これはどうしたことでしょう。
なんか最近能力の低下がひどすぎて自分のことが心配になってきます。
何だかんだでダラダラ続けていれば作品は必ず出来上がる訳ですが、やっぱダラダラ描くのは個人的にはまずい感じですね。

今回何でこんなに時間がかかったのか原因を考えてみるとやっぱりスランプに陥り気味であるということが大きいと思います。
作品に完璧性を求めすぎな精神構造・・・苦手なものを描きすぎる性格・・・すぐ他のことに興味が移っちゃう性格・・・一枚を仕上げる根気のなさ・・・普通じゃないものを描きたいというヒネクレた性格・・・。
こういった要因が積み重なって作品を仕上げる時間が長くなってきているのかもしれません。
或いは今回は世界一綺麗な少女を描く!という大分難しい目標を立ててしまったことも災いしたのかも。
まあベストを尽くしたうえで時間がかかっているので、自分のこれまでの活動に文句はないんですけどね。
ただ、「これからはもうちょっとだけ自分をストイックに律して活動していこう」みたいなことは今回の作品制作を振り返って改めて思った次第です。
これが思ったことのまず一点。

それとあともう一つ思うことは、やはり「完成度の高い絵を描くのは難しいなぁー」ということですね。
今回の作品は一応私なりに最大限にこだわって仕上げたものですが、やはり完成度がマックスであるとは言えませんね。
基本的に私には絵を描く上で「絵を通して人に呪いをかけたい!」という究極目標があるのですが、今回の作品がどれぐらいに目標に達しているか点数にしてみるならば65点くらいでしょうか。
ちょっとこの作品では、自己評価ですがまだまだ低得点と言わざるをえない感じですね。
なので、そこが個人的には惜しかったところだったりします。

ただ今回の作品にはいい所もあります。
それは「パソコンの画面越しでは伝えられるはずのない現実性を表現することに(多分)成功した」ということです。
基本的に私はパソコンの画面のデータは現実の情報よりも一段低いものと考えています。
例えば青空の画像と実際の青空、どちらがリアリティがあるかと言えば(一般的な観点では)後者に決まっています。
絵に関しても話は同じ。
もし同じ内容の「画面上の絵」と「現実の絵」の二つがあったら、やはり現実の絵は画面上の絵にリアリティの点で勝ってしまうでしょう。
そのことを否定するのは私にはとても難しいです。
しかしこの壁を突破できるくらいのリアリティを何とか画面上の絵にぶち込めないか?ということを私は常々考えているのですね。

私のこれまでの作品のいくつかはその壁を突破していると思っています。
そして、今回私が描いた作品も壁を突破できた側の作品なのではないでしょうか。
もしこの考えが正しければ、少なくともその点ではこの作品は一定の評価に値するものであると言ってもいいのでしょう。
(私と同じように「壁を突破している!」と他の人も感じているかどうかは私の知るところではありませんが。)



とりあえずこの作品について色々想ったことは以上です。
で、最後にいつものように今後についての話を少しだけしておくと、現時点で私は「これまで描いてきた未完の作品たちを出来るだけはやく完成させよう!」みたいことを考えています。

ただこれは一筋縄ではいかないでしょうね。
なぜなら、結局のところ作品が仕上がるかどうかは運によるところが全てかもしれないから、です。

我々は努力が何かを生み出していると信じていますが、実際のところこれは神話みたいなものではないでしょうか?
私の感じでは作品は「意図して生み出すもの」というよりも「なんだか知らない間に出来あがって目の前に顕現しているもの」というイメージです。
確かに私はこれまで自分の意志で作品を作ってきたような感じがするのですが、本当にそうと言い切れるかというと自信が全くありません。
実際もう一回何とかして同じものを作ろうとしても絶対に出来ませんしね。
本当はあらゆる作品は計画したり狙ったりして完成させられるものじゃないのかもしれないのです。
にもかかわらず、自分が作品を生み出しているという実感はどこからくるのでしょう?
私には実のところこれの正体がイマイチ釈然としません。
結論は出ませんが、そんな疑問を私は最近心の底でひっそりと感じています。



最後に全然関係ない話をしてしまいました。
さて、では長話はいったんこれぐらいにして私はまた制作に戻りたいと思います。
今度もまた我々はしかるべき時にで会えるでしょう。それでは、また。

芸術 メイキング 自由意志

10 2017

狂った耽美主義の理論家

2017120624.jpg

どうもぶち丸です。
前回の記事で夢日記を書く!とか言っておいて全然書いてないわけなんですが、今回はそのことを脇に置いてマッタリの話でもしようかと思います。

最近はこのブログの更新も滞りがちなわけなんですが、文章はともかくとしては一応継続的に描いてます。
例えば、上のなんかはつい最近描いたやつですし、また他にもネットのどこにも載せてないとかも私のパソコン上に幾つかあったりします。
(未完成だったりして載せていないけど)

つまりの公開頻度は減ってしまっているわけなんですが、を描くのを辞めるとかそういうことは全く考えていないというわけですね。
絵の公開頻度が遅いから「ぶち丸さんは絵を描くの飽きちゃったのかなあ?」と思う人がいるかもしれないけど、全然そういうことではないです。
やはり時間があればつい絵のことを考えてしまいますし、どうすれば(自他ともに認める)魅力的な絵を描けるかといったことも私は日常的に真剣に考えています。
(別に私の絵がないと誰かが困るというわけではないので、広い目で見れば私が絵を描くことには何の意味もないのですけどね)

それにしても、よくよく振り返ってみるとなぜ自分は絵にこんなに執着するのか不思議になってきます。
世界の99.9%の人は私の描くようなタイプの絵には全然関心がありません。
にもかかわらず、別に他の趣味があってもよかったはずなのに、なぜかコレ(上にあるような絵)を作るのが一番の趣味なのです。
なぜこれが自分の趣味なのか、実は考えれば考えるほどよくわからなくなってきます。
(まあ問題は趣味がこれであることよりも、この趣味を持った人物が自分であるということなのかもしれないけど・・・。)

まあ、そういう難しい話は今回は置いときましょうか。
で、最近やっていることの方に話を移すと、最近は「自分の作品を作ること」よりも「人の作品(写真含む)を見ること」に重点を置いてアレコレ活動している感じです。
自分のこれまでの作品を見返してみると、やはり私の作品には表現力とかモチーフのバリエーションとか配色センスとかが人の作品に比べて乏しいという感じがあります。
そこで私は、絵がうまい人がどういうモチーフを描いているのか、そしてどういう表現を駆使しているのか、こういった点について自分の作品作りは一旦脇に置いて、丁寧に観察する方に徹しているというわけですね。
(多分ここ最近絵を描いている時間と人の作品を観察する時間を比にしてみると、0.4:9.6くらいだった気がする。)

ただ、単に人の作品を見るだけでは見たもののことをすぐ忘れていってしまうので、なかなか自分の表現力を鍛えることはできません。
そこで私は半年ほど前に「フォルダ分け」という方法を考案しました。
フォルダ分けというのはどういうものかというと、次のような一連の作業を指します。

気に入った絵とか写真の画像、自分の作品に使えそうな画像を色んなサイトからかき集めてくる。

作品が含む構成要素(モチーフ・表現etc・・・)を分析する。
(「この絵は木とか鳥とか山が描いてある絵だな~」みたいな感じで)

作品の構成要素ごとにフォルダを作る。
(例:「木」「鳥」「山」のフォルダーを作る)

それぞれのフォルダに絵の画像をほうりこむ。
(画像をコピーしてそれぞれののフォルダに貼り付けで放り込む)

要するに資料庫づくりをしていたというわけですね。
膨大な量の画像をかき集めて、それらを色んなフォルダに放り込む作業を今年の六月半ばくらいから私は延々とやっています。
(ずっとこんなことしてたら気が狂うから適度に休憩を挟みつつだけど)

まだこの作業が全て終わったわけではなくてあとちょっと残っているんだけど、とりあえず今のところ資料庫フォルダに入ってるファイル数は15644個で、フォルダ数が2185個、容量が5.85 GBという感じです。
大体一枚の絵を複数にコピーしてるからファイルが重複してることがたくさんあるけど、どんだけ集めとんねんという感じですね。



なんでそんな面倒なことをするの?って思う人がいるかもしれないので一応言っておくと、この方法には優れているところが三つあります。
まず一つ目のいいところは参照したいものをフォルダを開けばすぐに見ることが出来るということです。
例えば、上記のような仕方でフォルダ分けの作業をしておけば、「木が描きたいなー」と思ったときにすぐに木のフォルダーを開いて参考にできる画像を参照できるというわけですね。

もっとも、似たようなことはグーグルの画像検索でもできます。
なので「わざわざこんな面倒な作業しなくていいじゃん」と言いたくなる人もいるかもしれませんが、やはり個人的にはフォルダー分けをしとく方がいい気がします。

確かにグーグルの画像検索は秀逸で、何らかの単語で検索すると良質な画像が見れることもあります。
実際、私があつめた資料画像(絵とか写真)の30%位は画像検索で拾ったモノですしね。
しかし画像検索の結果はイマイチな場合も多く、絶対絵の参考にできるかというと必ずしもそうではない場合も多いです。
全然絵には使えない質の低い物や、或いは検索ワードと全然関係ないものとかが混じっていることもしばしばあります。
一方で自分が気に入った作品画像だけをフォルダーに入れておけば、フォルダーを開いたときにはそこに既に理想的な資料集が出来上がってるわけです。
この点を踏まえると、画像検索よりもフォルダー分けした資料の方が作品作りに役に立つのは明白ではないでしょうか。

まあ私は想像で何でも描けるわ!という人には余計な話なのかもしれないんですけどね。
ただ私みたいに完璧主義で常に最善の物だけを描きたいといった欲望を持っている人にはこういうフォルダ分け作業は是非お勧めしたいところです。
(もう似たようなことをやっている人は多分いるのでしょうが)



そして二つ目のメリットは素晴らしい作品を見たことを忘れてしまっても、後で思い出せるということです。
どんなに素晴らしいものを見つけても、上記にも書いたように人間の記憶力は大したことが無いものなので、素晴らしいもの全部を覚えておくというのは難しいところがあります。
忘れてしまうものなんて大したもんじゃないでしょ、と言いたくなる人もいるかもしれませんが、やはりどんな大したものでも忘れるときは忘れます。
しかし、その素晴らしさを思い出せるようにフォルダーという形で残しておけば、自分の作品作りにその作業がのちのち必ず役に立つと思うのです。
これがフォルダ分け作業のメリットの二つ目です。
(私の場合特に物忘れが激しいので、このメリットは個人的に非常に重要な気がします。)



そして、三つ目のメリットはたくさん作ったフォルダーたちが絵のアイデアを思いつくのに使えるということです。
絵を描くにあたって「描きたいんだけど何を描いたら分からなくて困った」ということは、絵を描く人ならば少なくとも一度は考えたことがあるかと思います。
しかし、そういう悩みを抱いているときでも、絵を描くにあたって自分が気に入ったモチーフや表現のフォルダーを前もって作っておけば、そのフォルダー名を見た時に「今回はこのモチーフで絵を描こうかな」みたいな感じでサッと絵のアイデア思いつくことが出来ます。

またランダムにフォルダを選択して開けるソフトなんかを使うとより効果的かもしれません。
絵を描くのが大変なときは何を描くかで迷っているいうときが多いと思うのですが、ランダムにフォルダを開くソフトを使って、フォルダ分けの作業で作ったフォルダの中からいくつかを開けば、自然に自分が描く作品の要素が決定されるのでモチーフを何にしようかとか考えるのに時間がかかりません。
(例えば、「女の子」「ワンピース」「青空」というフォルダがランダムに選ばれたら、それらが含まれている絵を描けば作品の一丁出来上がりというわけですね。)

「そんなん流れ作業みたいで面白くないじゃん」と言いたくなる人もいるかもしれませんが、ウンウン悩んで生産性が落ちるよりかは、こうやって描くものを偶然に任せてしまうというのも個人的にはアリだと思います。
私の場合は何を描くかで悩んで手が止まってしまうことが多いので、この描き方をすれば作品をより頻繁に生産できると思うのです。
(上記のようなソフトがあるのかは知らないのでこれから調べる必要がありますが・・・。)

また、この描き方をすれば自分の絵の幅が広がる気もします。
思い付きだけで絵を描こうとすると、私の様な凡人には限界があるので、今まで描いてきたものと同じようなものばかり描いてしまうなんてことにもなりかねません。
しかし偶然によってフォルダを選んでしまえば、フォルダ同士の組み合わせによって、自力では絶対思いつかなかったような斬新な絵が描けるかもしれないのです。

話がちょっとそれましたが、こういった点を踏まえると、やはりフォルダ分けの作業をしておくことは絵のアイデアを見つける上で非常に有効であると言えるでしょう。
これがフォルダ分け作業をするメリットの三つ目です。



とりあえずフォルダー分けのメリットについてはこんなところです。
ただ、この作業をやっていくにあたって幾つか注意点もあります。

まず一つは、作業に結構時間がかかるということです。
フォルダをそんなに作る気はないという人ならばそんなに時間はかからないのかもしれませんが、私みたいに膨大な画像ファイルを振り分ける場合は、時間を有効活用しないといつまでたっても振り分けが終わらないなんてことになりかねません。

先にも述べたように、私の場合は完璧主義な性格が祟って、出来るだけ精密にフォルダ分けの作業をしようとして半年も時間がかかってしまっています。
(私は焦らないタイプなので、たっぷり時間をかけてダラダラとこの作業をやっている感じですが)

なので、そんなに分析対象にする画像の量を増やしすぎず適度なところで切り上げるのが大事なのでしょうね。
人の絵ばっかり見てたら永遠に自分の絵を描くことなんてできるわけがありませんし、人の絵を分析することばかりに傾いてしまうのではなく、吸収したものを自分で試してみる時間を設けることを忘れないようにしたいところです。
これが注意点の一つ目。
(自分に言っているのか他人に言っているのかよく分からなくなってきた)



二つ目の注意点は、この作業がとても面倒くさいということです。
人の作品は意識してないと気付きにくいですが思いのほか沢山の要素からできている場合があります。
例えばこの記事の一番最初の絵なんかを見てもらうと「獣人」「翼」「廃墟」「雷」「球体」「星」「葉っぱ」「謎の記号」「発光した目」「裸体」「全体的に暗い」「枝」「とんがった爪」・・・といった沢山の要素から作品が成り立っている事が分かってもらえるかと思います。

また中には言葉にしづらいものとか、謎のモチーフとか、そういったものが描かれている作品もあります。
そういった作品は概していい作品であることが多いのですが、そういう珍しい良い作品だからこそ、その要素を抽出して言語化する作業はやはり骨が折れます。

絵にあまり拘りがない人はともかく、私みたいに病んでるレベルで異常な拘りがある人がこの作業をやる場合は、うんざりする程人の絵を見てあーだこーだ考えることを覚悟しなければいけないかもしれません。
これが注意点の二つ目。



三つ目の注意点はお目当ての画像にたどり着くのが結構大変であるということです。
実際に絵を一杯集めてみるとわかりますが、代替不能でよっぽど特殊な絵を描けている人なんてごくまれです。
集めている最初の内は真新しいものに出会えて結構興奮しますが、やがて絵を色々集めている内に似たような作品に触れる機会が多くなって、「あ、これもう見たことあるな」って思う機会が増えてきます。
そして最終的にあらゆることに飽きて「もう絵なんかどうでもいいや」ってなってしまう人もいるかもしれません。
(私はなりかけることはありますが、幸いそうなったことはありません)

そういうときにどうやって自分に刺激を与えてくれる作品に出合えばよいのかというと、まずボキャブラリーを増やすことが重要だと思います。
例えば美術用語とか画家・写真家の人名とかをWikipediaとか画家の紹介サイトとかで知るとかすると、検索で自分が見つけられる絵の幅も広がってきます。
また私なんかは音楽アルバムのジャケットから好きな画家を見つけることもあるので、そういう方法をとるのもありかもしれません。

とはいえ、どういう方法をとっても次第にいいと思える作品に出会える機会というのは減っていって、やがていい作品に出合うまでに忍耐が求められるようになっていくでしょう。
これが注意点の三つ目。



あともう一つの注意点は自分の嫌いなタイプの絵だからと言って簡単に切り捨ててしまったりしない方がいいということです。
世の中の大半の人は多分自分がそんな好きじゃない絵、あるいは嫌いなタイプの絵を見たら、多分その絵をよく見もせず素通りしてしまうでしょう。
しかし、絵を描く側の人がこの姿勢をとっているとすると、個人的にちょっともったいないことしているなーという気がします。

全くいいところのない絵というのは実は少ない方で、世の中の大半の絵にはどこか必ずいいところがあるものです。
また、絵を描き始めたばかりの人が、プロでも真似できないような斬新なことをやるということも私はしばしば見かけたりします。

そういったことを踏まえるとやっぱ絵を描く側の人ならば、嫌いな絵でもその絵に「自分の作品を作る上で役に立つ要素」があるかどうか確認する習慣は身につけておいた方がいいと思ったりするのです。
そしてあんまりよくない絵でも使えそうな要素が一つでもあれば、フォルダーを作ってそこに画像を放り込んでおいた方がいいと思うのです。
これが注意点の四つ目。
(説教臭い絵を描く人の心構え的な話になっちゃったけど)



そして最後の注意点。
これも絵を描く上での心構え的な話だけど、もし私がやっているようにフォルダ分けをする人がいたら、できるだけ精密に気に入った絵の分析はやったほうがいいと私は思います。

例えば、上で「木」「鳥」「山」のフォルダを作るという話をしていますが、ひとくちに木とか鳥とか言っても世界には色んな木や色んな鳥がたくさんあるわけで、こういった大雑把な分類ではモチーフの精密な分析をしたことにはなりません。
もちろん細かいことを気にせず勢いで描きたい人はその程度で十分なのかもしれませんが、それらのモチーフの細かい特徴を言語によってつかみ取ってフォルダの数を沢山増やすことは表現力を増やす上で非常に重要でしょう。
少なくとも理屈抜きで才能だけで描いている人はともかく、私みたいに特に才能のない人は言葉に頼って地道に研究をしていくように絵を描くしかないと私は思うのです。

なので、フォルダ分けの作業をするときはじっくり人の作品を眺めて、その作品を精密に言語化する習慣を身につけることを個人的にはお勧めします。
(こういうことを私以外にやる人がいるかはよく分からないけれども)

ただ余りに細かく分類するとフォルダが多くなりすぎて混乱するかもしれません。
なので、フォルダが多くなってきたときはフォルダを階層構造にして整理するとか、フォルダ名を「木:低い」「木:高い」みたいな感じにして同じモチーフのフォルダが並ぶようにするとか、検索を使って効率よくフォルダに辿る着くとか、そういった工夫が必要でしょう。
(私の場合、まずは大きく「テクスチャ」「ポーズ」「モノ」「建築」「自然」「乗り物」「身体」「動物」「髪型」「服」「枠」「平面」等のカテゴリーフォルダを作って、そこに個々のフォルダーを放り込んだりしています。)

とりあえずフォルダ分けがどういうものなのかについての話はそんな感じです。



以上ここまで最近私がやっている作業の話をしてきました。
もしかしたら一部の人には役に立つんじゃないかと思って延々と書いてきたけど、こういう舞台裏の話を聞いたらさめる人もいるのかな、どうなんだろ。

まあとりあえずここまで読んでくれた人にはコイツ(ぶち丸)が異常にこだわりが強い人間であるということが分かってもらえたかと思います。
(絵を見ただけで十分「こいつは拘りが強いやつだな」とわかってもらえるかもしれないけど)

なぜこんなに拘りが強いのか自己分析してみると、やっぱり完璧主義の性格が関係しているのかもしれません。
私は他の人に対しては基本的に寛容なのでそんなに高い要求を持ったりしないのですが、自分にだけは徹底的に何でもこなすことをつい求めてしまう傾向があります。
どれくらい私の完璧主義が強いものなのかというと絵に関してはパッと思いつく限りでは次のようなことが言えます。

・絵を描きあげた!と思ったら「やっぱりここが上手くできてないから直そう」ということを何十回も繰り返している。
(今回の作品はPixivやTwitterにも載せたけどここに載せたのが一番の完成形で、そこに至るまで何十回も修正を繰り返している)
・何千ピクセル×何千ピクセルの大きいキャンバスなのに1ピクセルでも気に入らないところがあると直そうとする。
・絵を描いているときは大体しかめっ面で楽しんでいるという感じが一切ない。強迫観念から絵を描いている。
・別に人の作品に魅力を感じなくてもなんとも思わないのに、自分の作品に魅力を感じないと激しく絶望する。
・絵は魔法陣の様なもので少しでも狂いがあると魔法が発動できないとか変なことを考えている。
(これはあまり関係はないか)

まあ今回の作品は3日くらいで描きあげたので、本当に拘りの強い人からしたらまだまだなのかもしれないけど。

あと言葉を丁寧に使うこと・人に丁寧に接することにも異常な拘りがあったりします。
普段は気づかれないと思うけど、人に何かコメントや返信を送るときはチョットした文章でも何十回も推敲したりすることはザラです。
(別に賢くもないくせに正しい言葉遣いで長文なんかを書こうとするから、書き上げるのに非常に時間がかかる)

また人の頼みは基本どんな理不尽なものでも断れず、断った場合は相当な罪悪感を抱いたりもします。
(嫌いな人から興味の無いことに誘われても断れず喜んだふりをして行ってしまい後で激しく後悔する、ティッシュ配りのティッシュを断っただけで暫く暗い気持ちになる等)

ただ本当に完璧主義なのかというと、絵と言葉の使用とか以外のほとんどの事に関してはいい加減もいいところなので、一般的な人から見れば落伍者同然と言ってしまっていいのかもしれません。
でも、やっぱり私は絵のことに関しては異常に人一倍こだわりが強いのだと思います。

このような極端な性格になってしまったのはなぜなんだろう。
これまでの人間関係の負担とか人生の悪い側面(死、病気、老い)とかが影響しているのでしょうかね。
(人生全体があまりにも不完全だからせめて自分の作品ぐらいは完璧に仕上げようみたいな感じで?)

モチーフとか絵の雰囲気とかがそういったものに影響を受けているというのは確かだと思う。
例えば人にひどいことを言われたり、歯茎がはれたり、皮膚病が悪化したり、歯ぎしりで奥歯が痛くなったり、歯ぎしりで歯並びが悪くなった奥歯が気になったり、眼鏡の鼻にあたる部分が気になったり、前髪を切りすぎたり、いつか老いて他人にゾンザイに扱われることを想像したりすると、そういうときは非常に暗い絵を描きたくなります。
(本当に酷いときは絵を描く気にすらならないので、適度に不幸な気分の時に限るけども)

一般的に見てダークな絵柄で徹底して絵を描こうとしていたりもしますし、やはりどこか根本的なところがネガティブなんでしょうね。
ただネガティブな性格は一般的には良くないと思われがちですが、私のこのネガティブさは絵を描く上で原動力になっている気がしないでもないです。
なので、これを積極的にどうこうしようとかは思わないですね。
むしろ絵を徹底的に陰鬱にするためににどこまで極端に自分を暗い人間にできるか試しているような側面すらあります。
(勿論絵を描いていると充実した瞬間がやってくるようなときもあって、そういう風に見ればポジティブに絵を描いているという側面もなくはないのかもしれませんが。)



絵を描いているときの心境については大体そんな感じです。
で、暗い話はここまでにして、ここからは簡単に今後の目標についての話でもしておきます。

まずフォルダ分けを今月中に完了したら、さっそく記事の途中で言った方法(ランダムにフォルダを選ぶやつ)で絵の制作に取り掛かっていこうと思います。
(最近は絵を描かなければ自殺以外にすることがないみたいな感じになっているので、とりあえずガンガン作品を描いていきたいところです。)

そして作品を量産していく上で、今の自分の絵が抱えている問題をいろいろ無くしていきたいなと思ったりもします。
最初の方でもふれたけど、やっぱり表現力とかモチーフのバリエーションとか配色センスとかの不足は今の私の絵のダメなところでしょうね。
なので、この辺は今まで集めた作品とかを参考にしつつ適宜修正していきたいところです。

また、他にもしたいことは色々あるけど、列挙すると大体次のような感じ。

・最近は絵がリアルな方に偏りすぎているような気がするので、適度に抽象性・デフォルメ・シンプルな描写を意識する。
(最悪ポップな感じの絵になってもいいのかもしれない。)

・普段作画でメインに使っているSAI2がアップデートして同心円定規とか集中線定規とか色々機能が増えているのでこれを使う。

・好きなアーティストがCGを使っていることがしばしばあるので、そういった方面にも手を出す。
(これをやるとソフトを使いこなすのに時間がかかって絵を描く時間が遅れてしまうかもしれないけど。)

・ネット(Twitter、Pixiv、ブログ等)では投稿できるファイルのサイズに規制があってそんなにサイズを大きくできないので、これら以外で絵を公開する手段についても考える。

こんだけやらなければいけないことがあると一見すごく忙しい人みたいだけど、まあ今後も気ままに自分のペースでやっていこうと思います。
別に誰かのお願いで絵を描いているというわけでもないですしね。
まあ焦る必要は全くないでしょう。

また、もしかしたら今後は雰囲気を保ちつつもガラッと絵柄が変わるみたいなことにもなるかもしれませんね。
勿論未来のことなのであまり確かなことは言えないのですが、まあその辺を含めて私の絵を期待してくれる人がいたら個人的には幸いです。



とりあえず今後の目標についてはそんな感じです。
で、まあここまでで結構な文量を語ってきたわけなんですが、ここでいったん区切りましょうかね。
本当はまだ最近楽しんでいることとか書きたいことがいろいろあるけど、これ以上長くなるとチョット冗長だと思うので次回に回します。

今回の記事は(今回の記事も?)全体的にテーマが整ってなくてなんだかグダグダな感じでしたが、今後も書きたい文章がまとまってきたらブログを書くということはやっていこうと思います。
今後は書くとしたら同様に絵についての話が多くなっていくかもしれません。

それでは、また今度。

芸術 完璧主義