脳内交響曲

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26 2016

特別な死などない

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に優劣をつけている人に違和感を覚えます。
例えば、「癌とかでぬのは嫌だけど、老衰なら良いや!」なんて楽観的に考えている人は多いんじゃないでしょうか。
また報道関係者は、(有名人以外の)病はろくに取り扱わず、事故や災害、殺人事件ばかりを大きく取り上げます。
こういった具合に良いと悪い死がある、みたいな区別をする人の心理が私には理解できません。

私は、全ての死を絶対悪であると考えています。
事故死や災害死に限らず、病死であっても不幸であることに変わりありません。
そして、たとえ老衰死であろうと、結局死んだら全てがご破算になり虚しいことに変わりは無いのです。
過程はどうあれ死は一律に人間に害をもたらします。
だから本来、死に優劣などないというのは、一歩引いて考えてみれば誰でも分かることです。

しかし、我々はまだマシな死があるという考えを抱きがちです。
一方の死が悪い死であることから、もう一方の死が良い死であると安易に導き出してしまいます。
このような誤った考えは多くの場合、周りからの洗脳に基づいています。
つまり汚いものを隠し、物事の綺麗な面しか見せない善人やマスコミが、
死の醜い側面から目を背けることを、無意識のうちに我々に強要してくるのです。

植えつけられた先入観は、出来るだけ速やかに排除しなければいけません。
なぜなら、後になって「私の人生こんなはずじゃなかった!」と後悔しても遅いからです。
自分が不幸であると普段から自覚しておけば、ある時酷い状況に陥っても諦めが付くでしょう。
だから、早いうちから身近な人が苦しんで死ぬのを見たりするのは、良い経験だと私は思います。
我々は出来るだけ早く「人生ってこんなものなのか・・・」と気づく必要があるのです。

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4 Comments

底辺から  

No title

今回の絵はいいですねぇ。いいと思います。

2016/03/13 (Sun) 18:47 | EDIT | REPLY |   

ぶち丸  

底辺からさんへ

> 今回の絵はいいですねぇ。いいと思います。

この絵はちょっと個人的にいまいちで載せるかどうか長い間躊躇っていたのですが、ブログの仕様を変更したら意外に馴染んだので一つの記事として公開することにしました。
今まで絵は対象がなければいけないと思い込んでいたので、今後いかに説得力を持たせたうえで対象をなくすか?を考えていきたいと思います。

2016/03/19 (Sat) 06:01 | EDIT | REPLY |   

赤井千草  

ブログに始めてコメントさせていただきます。

過去の絵サイトも拝見させていただきました。
ぷち丸さんの作品の色味が好きです。
過去絵サイトのWeltschmerzの森林という絵が好きです。
こういう絵もっと拝見したいなと思いました。
またコメントさせていただいても宜しいでしょうか?

2016/03/26 (Sat) 18:29 | EDIT | REPLY |   

ぶち丸  

赤井千草さんへ

> 過去の絵サイトも拝見させていただきました。
> ぷち丸さんの作品の色味が好きです。
> 過去絵サイトのWeltschmerzの森林という絵が好きです。
> こういう絵もっと拝見したいなと思いました。
> またコメントさせていただいても宜しいでしょうか?

森林という絵について失念していたので見返してみたのですが、このブログで「薄暗い森」というタイトルで載っている絵ですね。
自然をテーマにした作品をこれからどんどん作っていこうと思うので、もしかしたら千草さんの期待に応えられるかもしれません。
今後も辛抱強く此処をチェックして頂けたらと思います。

コメントは昔の記事でも大歓迎ですので是非してください。
全部の記事にコメントをつけてもらってもちゃんと返信しますよ。

2016/03/26 (Sat) 23:38 | EDIT | REPLY |   

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