脳内交響曲

ある時は世界一陰鬱な絵画を生み出すことを目指すブログ。またある時は死・人生について考えるブログ。

01 2037

紹介

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こんにちは、又は初めまして。ネット界最果ての地、脳内交響曲へようこそ。
わたくし管理人のぶち丸は、地球という地獄界の住民です。
地獄界からこのブログはお届けします。

このブログは、私が「見ていると気分がふさぐような自作絵」や「聞きたくもないような話」などの暗いコンテンツを延々と載せていくスペースです。
何故そんな誰にも見向きもされないような創作を試みるのか、疑問に思う人もいるかもしれません。
もっと明るい、一般向けのものを作れば認められやすいし、お金儲けも出来て成功できるのではないか、などと思う人もいるのかもしれません。

私が一般受けしないコンテンツを作り続ける理由、それは余りにこの世界が陽の雰囲気に満ちているからです。
人間の多様性を重んじるならば、世の中には明るい人だけではなく、暗い人がいても別におかしくは無い筈。
しかし、現実には暗い人間は排斥され、虐げられ、陽気な人間に合わせることを強要されます。
そして生きていくうえで多大な困難、苦痛を経験することは避けられません。



別に私は明るい人間のことを否定はしません。
しかし、少しぐらいは陰気で、根暗な人間がいてもいいじゃないかと、そう思うのです。
そのため、このブログでは陽の雰囲気に押されないように、陰の雰囲気を世界に増すことを私は目指していきたい。
最終的に暗い人が出来るだけ生きやすいように世界を持って行ければなあ、と思います。
もしこの変人に興味がある方は、ぜひ最期(私の死)までお付き合いください。
何卒、よろしくお願いします。

また、此の記事の追記に初めて来た人に向けて、より詳細なブログの紹介を書いておきました。
「続きを読む」を押すと、このブログの歴史など色々読むことが出来ます。
読みとばしでも全く問題ないですが、このブログに関心がある奇特な方は是非読んでください。

ブログ紹介 脳内交響曲

01 2018

最近の作品の話



201806010112.jpg

どーも、ぶち丸です。
相変わらずを描いたり寝たりする日々を送っている感じなんですが、今回も自分が描いたについて語っていこうと思います。
今回は上のについて簡単に。

前々回の記事のと同様に少女のです。
ここに載せるのは初めてのなので、ブログしか読んでいない人は見るのは初めてでしょう。
(PixivやTwitterには少し前に載せていたので、もう見たわ!って人もいるかもしれない)

前回描いた少女の絵に沢山の致命的な欠陥が見つかってきたので、リベンジがてら描いてみました。
前回の少女の絵は顔のデッサン等が狂ってたりして今見返すとちょっと恥ずかしいのですが、今回の絵に関してはそのへんの問題は(あまり)ないと信じたいところです。

ちなみに上の画像はPixivやTwitterで先に投稿した画像とは別バージョンです。
見比べないと分からないと思いますが、色んな箇所が変わっています。
ツノをはやしたり、衣装に手を加えたり、ほっぺをより赤くしたり、頭回転したり、他にも細かいとこ微調整したり。

PixivとTwitterに投稿した後に色々ミスが見つかったので直しました。
まあ、あくまで他の人から見ればどうでもいい細かいところなんですけどね。
とりあえず他のところにある画像ではなく、ここにあるこの画像こそが完成形だと思っていただけるとありがたいです。
(PixivやTwitterで公開している画像もこの完成形の画像にしたいけど、これらのサイトはブログと違って投稿した画像の差し替えが出来ないのでもどかしい・・・)



とりあえず絵を描いた感想を語ってみると、相変わらず完璧主義の性格がたたって
「できた!」→「いや、まだ出来てない・・・」→「できた!」→「いや、まだ出来てない・・・」→・・・
の無限ループの輪から逃れられないのが中々つらいところですね。

描き方を変えればそんなに制作に手間はかからないのでしょう。
たとえば人間の絵はデッサンが狂わないようかなり神経を使うので、人間以外のものを描くとか。
あるいは写実的な絵柄にするのをやめて、もっと抽象的な絵にするとか。
そういったことをすれば今よりも作品が量産できるので、自分としてもそっちの方がいいのかもしれません。

ただ無駄に大変な方向へ進もうとする変な癖があるので、今後も絵を描く調子は変わらないでしょうね・・・。
性格って変えようと思っても中々変えられないものだし、やっぱりこればっかりは自分の力ではどうしようもないのでしょう。
(正直、自分の性格については少しずつ変えていきたいところだけど)



ちなみにこの絵を描いてるときは「リアルな絵柄で今風の目の大きい子を描こう!」みたいなことを考えていました。
「只現実的な少女を描くだけではつまらない・・・でもありきたりなアニメ絵は描きたくない・・・じゃあ両者の良いとこどりをした絵を描こう!」みたいな感じで。
安直ですね。

ただ、「リアル」と「デフォルメ」という相容れない二つの要素の両方を一つの作品にぶちこむのは難しかったです。
たとえば写実的にしすぎるとなんかあんまり可愛くなくなっていくし、
かといって影とかを消してモチーフを平面的にしてみるとなんだか下手な絵にしか見えないし。

この作品を作っていた時は「リアルな絵柄に寄せつつ人物の可愛さをいかに保つか?」という課題の下で悪戦苦闘してました。
どうすればいいのか分からなかったので、とにかく描いている途中に手探りで答えを見つけ出していった感じですね。
あとは、ほんのちょっとの違いで人間の顔は印象が変わるから、そのへんの微調整に多少時間を費やしたりもしました。

で、結局のところ、最終的に出来上がったこの絵は相容れない二つの要素をうまくぶちこむことに成功したと言えるものなんだろうか?
どうなんだろう。

・・・正直なところこの絵の出来がいいのか悪いのか私にはよく分から無い感じですね。
個人的にはソコソコ上手くいったような気もするし、一方であんまり上手くいっていないような気もします。
やはりリアルな絵って情報量が多いから、印象を一つの言葉で表現するのが難しいです。
ある時にはまあまあいい感じに見えるのに、別の時には全然ダメに見える、みたいな感じで印象がコロコロ変わります。



ただ一つ言えることは全体のバランスがおかしい感じがするということですね。
具体的にどこが悪いのかは分からないけど、個人的にこの絵は何かがおかしい感じがします。
(何処が悪いか指摘してくれる人が現れたら個人的に凄く有難いのですが・・・。)

基本的に完成した絵は
「完成させる」→「しばらく絵を寝かせておく」→「絵を引っ張り出してきて変に感じたとこを直す」→「また暫く寝かせる」→「絵を引っ張り出してきて変に感じたとこを直す」→・・・
みたいな感じで徐々に修正していくことが多いのですが、今回の作品は「もう直すところが無いのに変な感じがする」ということで大分もどかしい感じですね。
何がダメなんだろう?全部が根本的にダメということなんだろうか?

よくよく振り返ってみると完全に思い付きで描こうとしたのがまずかったのかもしれません。
ふつうリアルな絵を描くとき、大抵の人は何か見ないと上手く描けないと思うのですが、私は服も顔も何もかも完全に思い付きで描いたので、そこに多分無理があったのでしょう。
服は黒で誤魔化して何着てるのかよく分からないし、表情はどういう表情なのかイマイチ釈然としないし。

まあ絵が下手な人間が調子に乗ったことをするとこういう結果に終わるといういい例なのかもしれません。
他の人は私みたいないい加減な描き方はしない方がいいでしょう。
(上から目線な言い方で恐縮ですけれども)



とりあえずこの絵を描いていて思ったところはそんな感じです。

いやー、改めて思うんですが、やはり絵を描くのは難しいですね。
描いても描いても全然納得出来るものが出来ないので、ものすごくもどかしいです。

いつか自分が納得できるものは出来るんでしょうか?
まあ、それは分からないんですけど、でも、分からないからこそ続けるしかないですね。
とりあえず現時点では実力不足なのは明白なので、完璧なものを作ろうとするんじゃなくて、「一つでもいいところがある絵ならばそれでヨシ」の精神で気軽にやってこうと思います。

今のところはそんな感じです。ではまた。

25 2018

最近気に入った曲のまとめ

最近気に入った曲の動画とかをまとめた記事です。
こういう記事は手抜きと思われるかもしれませんが、まあたまにはこういうのもね。

今までは記事ごとにジャンルを分けてたけど、今回は一つの記事に複数のジャンルの曲をつっこんどきました。
あと今回は一曲ごとに補足コメントつき。
楽器に詳しくないからなんかトンチンカンなこと言ってるかもしれないけど、あくまで楽曲の紹介がメインだから細かいことは気にしないでもらえるとありがたいです。

音楽 メタル 名曲

08 2018

絵を描く過程についての話

2018011718目縮小完成版!2

どうも、ぶち丸です。ご無沙汰してます。
最近はを中々仕上げることが出来なくて悶々としていた感じなのですが、やっと仕上げることが出来ました。

上のが先日描きあげたです。
人間を描くのが得意でないので、このを描き上げるのは個人的にイロイロ苦労がありました。

得意で無い人間のをなぜ描いたのかというと、そのきっかけは暫く前に「ぶち丸さんの美少女を見たい」とメッセージを貰ったことです。
その場では「まあ何とかなるだろう」と思って二つ返事で承諾したのですが、これが本当に難しいのですよ。

「美しい少女ってどんな人なんだろう?」
「どうすればそういう人を描けるのだろう?」
みたいなことを延々と考えていました。

挙句の果てには
「私にはそのような人を描く素質があるんだろうか?(私は描くに値する人間なのか?)」
「その描かれる人物は描く人物が私みたいな人間で嫌な気持ちにならないだろうか?」
「何を描いても上手くいかない感じがする・・・」
みたいな泥沼みたいな思考回路にも至る始末。

一度約束したことは中々破れない人間なので、そういった思考から外れることもできずカナリ悩んでいました。
描いても描いても次から次へと没作品が出てきて、ここ最近は完全に気分がふさがっていた感じです。

まあ、本当に馬鹿なことで悩んでいたとはわかっているんですけどね。
でもこればっかりは悩みの内側にいる人間にしか分からないから、誰にも理解してもらえなくても仕方がない。



とりあえず今回の記事では区切りをつけるためにも私の苦労をひとつ形にして残しておこうと思います。
私が大体どういう思考を経て上の作品を描くに至ったのか、以下の記述から読み取ってもらえたら幸いです。

まず美少女を描くからには世界一の美少女にしなければいけないと私は考えました。
そこでじゃあどういう姿で、どういう容姿で、どういう体型で、どういうポーズにすればよいのか。
ここを暫く色々考えた結果私は次のような要素を持った少女を描く計画を立てました。

・服は無国籍感を出せるように何も着せない。(かつ性的な感じは出さないように)
・頭にツノをはやす。
・表情は怒りでもなく笑いでもなく何とも言えない感じに。
・目はぱっちりさせる。
・髪型は前髪が白いデコ出し茶髪ショートヘア。
・ポーズはこじんまりと体操座りさせる。

で、そこから描いたのがざっくり描いたのが次のイメージ。

2018030601.png

これを描いたのが2018年の1月17日。
一応言っておくとこれは縮小画像で、元の画像サイズは3616×7000(ピクセル)というどでかいサイズです。
(完成時のサイズは3800×7200)

かなり雑に描いてあるけど、描き始めはいつも大体こんなものです。

不思議なのは、今見返すとこの少女のデッサンが狂っているのはよく分かるのだけど、描いているときは何となくボンヤリと「どっかおかしいな」くらいの感じしかしないということ。
描いている内に「ああ、ここが違うのか!」とわかるんですが気づくまでは何が悪いのかさっぱり分からない。
これは未だに不思議に感じる現象です。
これは一体どういう現象なのか。
他の人はこういう悩み無しにいきなり最適解を導き出せるのだろうか。



それはさておき、次にこれをさらに調整するとこんな感じ↓になりました。

2018030602.jpg

これを描いたのは1月18日 0:16。
回転ツールとかブラシを使って全体的に調整しました。
脚や腕、胴体の輪郭がくっきりしたり、また影がついたりしましたね。

あと、前々から絵に枠をつけるのを一度やってみようと思っていたので下に枠をつけてみました。
枠をつけるとわざとらしくてダサくなる感じもありますが、まあそこは私の趣味なので仕方ない。



ここから五時間ほどが経過して次のようなイメージができました。

2018030605.jpg

このイメージが出来たのが1月18日 5:18。

5時間も経ったのに全然変わってないじゃん!と思う人もいるかもしれないですが、基本的に休憩とか挟んでゆったり描く人間なので、私にはこれぐらいのペースが普通です。

首元周辺、脚の影の部分 その他細かい所の光の当たり具合や肌の色合いとかを微調整しました。
また、目元も調整して完成形にぐっと近づきました。

このとき髪の形も大まかに決まりました。
名前はわかりませんが、ストレートでサイドにモサモサがある髪型です。
この髪型は人間を描くときに描きやすいので昔よく使っていました。



そして次に出来たイメージがコレ。

2018030604.jpg

このイメージが出来たのが1月18日 5:53。
分かりにくいですが、左腕を若干細く、また右足を若干太くしました。
また流石にネットで投稿するのに裸はまずくない?と思って、ここでいったん服を着せてみました。
オレンジ袖なしミニスカートのシンプルな服です。
なんとなく古代人ぽい衣装を描きたかったのですが、必要な画力が無いのと、何だか似合ってないのとが原因で、これは却下になりました。

(ちなみに言うと、テクスチャを外したらどんな感じに仕上がっているかを確認したかったため、ここではいったん用紙テクスチャを外してあります。)



そして次のイメージはコレ。

2018030607.jpg

このイメージが出来たのが1月18日 6:48。
胴体が太すぎると感じたので、背中をもっと身体のおなか側に寄せました。
(やり方は投げ縄で背中の移動したい部分を選択→移動→ぼかしやブラシでならす、というもの)

デッサン力が全然ないので、一発で人物をぴしっと描く力が無いのが悩ましい所です・・・。



そして次のイメージはこれ。

2018030608.jpg

このイメージが出来たのが1月18日 7:02。
一個前の画像の制作時から少ししか時間が経ってませんが、これは心配性ゆえにこまめにファイルを新たに保存する癖があるからです。
(絵を描くときはこの癖のせいでいつも大量のファイルを作ってしまってかなりメモリを食います)

ここでは臀部が突き出ているように感じたので縮小しました。
また、キャンバスの左側を若干カットしました。



そして次のイメージはこれ。

2018030609.jpg

このイメージが出来たのが1月20日 14:27です。
少し時間が飛びました。
時間が飛んだときは大体上手くいかなくてやる気が失せたか、或いは他のことに関心を移したかのどちらかです。
(このときは恐らく前者でしょう。)

ここでは肌にぼかしをかけたり、太ももを細くしたり、胸の形を整えたり、胴体を細くしたり、左膝を削ったり、臀部をもっと丸くしたり等沢山の調整をしました。 

また下の枠が拡張されていますが、これはこの時私が「下の方に豪華な分厚い枠を描いたらいい絵になるかも!」と変な計画をボンヤリ練っていたからです。
(結局実現はしませんでしたが。)



そして次のイメージはこれ。

2018030610.jpg

このイメージが出来たのが1月20日 14:59です。
直感でツノをつけてみました。
側面に2本とおでこに2本。
今見返すと何じゃこりゃって感じですが、描いているときは結構真剣に検討していました。



そして、次に出来たイメージはこれ。

2018030611.jpg

このイメージが出来たのが1月22日 12:14です。
またさらに時間が飛びました。
もうこの時には私は完成像が思い浮かばなかったり上手く描けなかったりでかなりウンザリしていたと思います。
ここでやったことは頭部の角度の変更(回転)、臀部の更なる縮小、足や腕の細かい調整等。
(透明部分が残らないようにレイヤー達の一番下に薄い茶色で塗りつぶしたレイヤーを置いていたので、頭を回転させたときに薄茶色の部分が生じました。)



そして次のイメージはこれ。

2018030612.jpg

このイメージが出来たのが1月22日 13:58です。
ここでは細かい調整をたくさんしました。
箇条書きにすると大体次のような感じ。

・左足を所々暗くする。
・顔を全体的に暗くする。
・腕輪?や腕を調整。
・首元とかも調整。
・左肩を少しへこませる。

出来るだけ顔を薄汚い感じにしないように白っぽくしておこうと思っていたのですが、実際塗ってみると多少は色(影)がある方がいいと分かるようになりました。
デッサン力があればこんな点で間違えないのでしょうが、そういう所に気づかないところからして、やはり私の実力はまだまだなんでしょうね・・・。



そして次のイメージはこれ。

2018030613.jpg

このイメージが出来たのが1月22日 14:08です。
耳がつきました。
この時点では髪で耳を隠そうか迷っていたけど、とりあえず描いてみた感じです。

耳がとんがっているのは普通の耳だとなんか単純すぎて面白くないと私が思ったからです。
(なんて単純な思考回路か・・・)

ここでも調整した点がいくつかあるので箇条書きにしておきます。
やったことは大体次のような感じ。
・頭を少し回転させたときに出来た茶色い部分を黒く塗りつぶす。
・足を延ばす&キャンバスの右側を拡張。
・脚の肌色を調整。
・ツノを均等な長さに整える。



そして次のイメージがこれです。

2018030614.jpg

このイメージが出来たのが3月3日 10:25。
時間が一カ月以上飛びました。
これは前回の修正以降ツノがうまく描けなかったことと、全体のデッサンが最早修正不可能なレベルで崩れている感じがしたことが原因で、私が半ばこの作品を放棄した気になっていたからです。

この作品を仕上げることを諦めた後しばらくは他の絵を描く作業に移ってしまい、この絵の存在は頭の片隅にある程度のものになっていました。
しかし、3月ちょいすぎくらいにこの絵を見返してみると、ふと何となく完成させられる気がしてきたので、改めてこの作品の仕上げの作業に取り掛かることにしました。

ツノが上手く描けない問題はツノをもう一切描かないという方法をとることによって解決しました。
また、デッサンの狂いに関しては更に修正を重ねることで対処しました。
ここで施した修正は右臀部拡張、左太もも縮小、左手拡張等です。

そのほかの修正点は以下のような感じです。
・アクセサリとして少女のおでこにぼっちをつける。
・髪を三つ編みにする。
・なんか物足りない感じをなくすため、ツノの代わりに花冠をつけることにする。

また、この頃から人物以外の部分の描き込みに積極的に取り組み始めました。

・右側にオレンジの丸を付けてみる。
・下の枠を何かのゲームのスクロールの部分っぽくしてみる+謎の文字を書いてみる。
・少女が座っている地面(草原?)を描きこむ。
・左下がなんかさみしいので適当に水色を乗せてみる。
・左上の方で何か光らす+星を散りばめてみる。
・少女の座っている大地の奥には海が広がっていて、さらに奥には黄色い島があって・・・みたいな感じをイメージ。

少女の背景に、あまり密になりすぎないように、余り偏りすぎないように注意しながら、バランスよく色んなモチーフを配置するのが難しかったですね。

ちなみに言うと、オレンジの丸をつけたのは困ったときには丸を付ける癖が私にあるからです。
今までの私のほかの作品を見てもらえれば分かってもらえると思いますが、私には丸に依存している側面があります。
丸は便利ですよ。誰が描いても大体綺麗になるし、モチーフとして完全でとても美しいし。
絵に描くにはうってつけの対象です。
(ただし、多用しすぎると表現が陳腐になるので、そこは注意が必要ですが)



そして、次のイメージはこれです。

2018030615.jpg

このイメージが出来たのは3月3日 12:12です。

上下に枠をつけました。
均等な幅だとなんかイマイチに感じたので上よりも下が太くなってます。
その他、地面を整えたり、あと水色の部分に何か割れた実(器?)的なものを描いたりもしました。

この器が何なのかは、実は描いた本人でもよく分かっていません。
まあ、勢いで描いてるような人間なので、こういう訳の分からないモチーフも(それが破たんをもたらさない限り)私の絵には往々にして出現するんですね。



そしてこれが次のイメージ。

2018030616.jpg

イメージが出来たのが3月3日 17:01です。
前髪は薄めにしようかと最初は思っていたのがですが、結局塗りつぶすことに。
塗りこむ前は絶対髪の濃さが薄い方がいいと思っていたけど、濃く塗ってみて普通に濃くした方がいいなと気づきました。
これも描いてみてから分かるの典型例ですね。
なぜ描く前にこの点に気づくことが出来ないんでしょうね。この点が自分でも不思議でしょうがないです。

背景に関して言うと、背景右上に洞窟の出口?的なものを描きました。
枯れ木をはやしてみたり、奥の方には霧がかった塔的なものを配置してみたり。
あとは赤い丸の下に森っぽいものを描いたり。
ここではまだ色々試行錯誤してる段階ですね。

少女の頭の花冠は、ちょっとわざとらしさを感じてしまったのでやっぱり外してもらうことに。
やっぱり人間は裸そのままが一番美しい!とこの時しみじみ思いました。



そして、これが次のイメージです。

2018030617.jpg

イメージが出来た時間は3月4日 1:11。
ここで枠を完成させました。
(上の枠を描きあげる+上下の枠の細かい調整+枠に紙テクスチャを合成モード:オーバーレイでかける)
この時、ついでだから絵の下の方の少女が座っている地面や謎の器にも紙テクスチャをかけておきました。
その結果地面にアナログ感が出て、何となくいい感じに。

また少女の前髪を整えた上で、髪の毛を全体的に濃い茶色にしました。
これも塗りこんでから分かるという以前の例と同様のパターン。

そのほか右目を動かしたり、その周囲を暗くしたり、左目のまつ毛周辺を暗くしたりなどの微調整を施しました。
これによってちょっと少女の性格がきつそうになりましたね。
(少しの変化で顔は大きく印象が変わるので、この時はかなり慎重に修正をくわえていたと思います。)

背景については、左上の島の後ろを他の明るい部分とのバランスを考えながら強めに明るくしてみました。
また、右上の洞窟の出口的な部分をすこし削って塔みたいなものを出現させました。



で、これが次のイメージです。

2018030618.jpg

このイメージの作成時間は3月4日の2:36。
ここで「もう一回頭になんかつけれないかなあ」と思ってごちゃごちゃした花輪をつけてみました。
が、やっぱり画面が忙しくなる感じがしたので諦めることに。



そして次のイメージがこれ。

2018030619.jpg

このイメージが出来たのは3月4日の17:50。
またまたなんかヤッパリかぶせたいなと思い(しつこい)帽子的なものをかぶせてみました。
が、似合わないのでこれも却下。



そして、次のイメージはこれです。

2018030620.jpg

イメージの作成時間は3月5日の17:52。
一個上のイメージ作成時から時間が丸一日経過。

結局頭に何かかぶせるのは諦めて、上枠を少女の頭のすぐ近くまでおろしました。
私は優柔不断な人間なのでこの段階でもまだ「なんかつけれないかな」と思っていましたが、今振り返ると何もない方がピシっとしまっていていい感じなので、結局これで良かったんでしょうね。

背景については大体次のような修正をしました。

・羽根フェチなので左上の島に羽根をつけてみる。
・左上の一つ星周辺を整える。
・下の枠をすこしカットする。
・オレンジの丸の下に森を描くのはやめて、大地的なものを描く。
・オレンジの丸の傍に光る星を一つ配置する。
・右上の洞窟の出口的な部分を整える。
(階段や赤い滝、カラス頭の像?、柱を付け加える等)
・洞窟の外にそびえたつ塔の修正。
(場所を移動&太さを太くする等)
・塔の頂上付近に岩を浮遊させる。
・塔の下らへんに霧がかった針葉樹林の森を配置する。

この段階で少女の右背景が殆ど完成して、左の背景のみが未完の状態になった感じですね。
ちなみに言っておくと、背景を描くときは全体バランスが崩れないよう細かい注意をはらってました。
(全体のビューと一部のフォーカスビューを行ったりきたりして)




そして、これが次のイメージ。

2018011718目縮小完成版!2

イメージの作成時間は3月6日の16:50。
前回のイメージから一日ほどたちました。
これがこの絵の完成イメージです。
(高画質バージョンはコチラで見れます。→

まず背景について言うと、未完だった少女の左側の背景は次のような風になりました。

・左上に島を描くのは面倒になったのでやめて、大地(山?)を二段配置することにする。
・なんか物足りないので二段の大地の真ん中に三人の何者かを立たせる。
(これはよーく見ないと分からないかもですが。)
・二段の大地の上に本来は大きく明るい部分があるはずだったが、ここが明るいと全体のバランスが崩れる気がしたので明度を落とした。
・その薄明るい部分のさらに上にある明るい星の部分を整える。
・少女の背中の後ろらへんに塔を配置。
(どんだけ塔好きなんだよっていうね)
・塔の上に魔法陣を書く。
・塔の近くにコウモリを三匹バランスよく飛ばす。
・少女の頭の左上らへんが物足りない感じがしたので文字&文字枠を配置する。
(文字は私の絵を知っている人には多分お馴染みの誰も読めない謎の文字)

右側の背景は次のように修正。
・右上の塔のてっぺんらへんに明かりをつける。
・オレンジの玉周辺などの少し明るくなっている部分をより暗くする。

そして後は少女の脚、目、目元、髪の一部等の細かい所を修正しました。
これでやっと完成です!いやー疲れた。ここまで読んだ人もオツカレ。



書ききれなかった細かい作業も沢山あるけど、とりあえず全体的に制作過程はこんな感じでした。
なんか苦労話っぽいのをしようと思っていたら、途中からなんか只の絵の解説・制作裏話みたいになってしまいました。(笑)
ちょっと綿密に過程を書きすぎてしまって、その点をうっとおしく思う人もいたかもしれないので、その点についてはまあ申し訳ない。

で、描きあがってからの雑感を語ってみると、まず真っ先に思いつくのは「私は世界一の美少女を描けたのか?」という疑問です。
最初はそういう目標を立てて出発したわけで、まあ私なりに最善は尽くしたわけなんだけど、結果どうなったかというとまあ世界一の美少女が出来上がったかどうかはカナリ微妙でしょうね。
多分世のほぼすべての人はそんな承認をしてくれないように思います。
初期条件はそんな悪くなかったはずなんだけど、何が悪かったのだろう?
単純に画力が足りていないのか、それともまだ何か大事な何かが見えていないのか。
いずれにせよ、この辺は同じテーマで絵を描く場合考え続けなければならないことなんでしょうね。
(直観を頼る以外にどう考えていけばいいのかすらよく分からないけども)

あとこの作品について思うところがあるとすれば次の二点。
まず一点は「自分は絵を描くのが滅茶苦茶遅いなぁー」ということです。
とりあえず上の過程を全部眺めてきた人なら分かってくれると思うけど、どう考えてもコイツ(ぶち丸)は余計なことを考えるのに時間を割きすぎですね。
かかった時間は途中で大きなインターバル(一カ月半くらい)があったけど大体一週間ぐらいでしょうか。
この作品の前に描いた絵()が五日間くらいで仕上がったので、描くスピードが明らかに落ちてますね。
しかも明らかに描いた内容量は今回描いた絵の方が少ないのに、こっちの方がより仕上げるのに時間がかかるとは。
これはどうしたことでしょう。
なんか最近能力の低下がひどすぎて自分のことが心配になってきます。
何だかんだでダラダラ続けていれば作品は必ず出来上がる訳ですが、やっぱダラダラ描くのは個人的にはまずい感じですね。

今回何でこんなに時間がかかったのか原因を考えてみるとやっぱりスランプに陥り気味であるということが大きいと思います。
作品に完璧性を求めすぎな精神構造・・・苦手なものを描きすぎる性格・・・すぐ他のことに興味が移っちゃう性格・・・一枚を仕上げる根気のなさ・・・普通じゃないものを描きたいというヒネクレた性格・・・。
こういった要因が積み重なって作品を仕上げる時間が長くなってきているのかもしれません。
或いは今回は世界一綺麗な少女を描く!という大分難しい目標を立ててしまったことも災いしたのかも。
まあベストを尽くしたうえで時間がかかっているので、自分のこれまでの活動に文句はないんですけどね。
ただ、「これからはもうちょっとだけ自分をストイックに律して活動していこう」みたいなことは今回の作品制作を振り返って改めて思った次第です。
これが思ったことのまず一点。

それとあともう一つ思うことは、やはり「完成度の高い絵を描くのは難しいなぁー」ということですね。
今回の作品は一応私なりに最大限にこだわって仕上げたものですが、やはり完成度がマックスであるとは言えませんね。
基本的に私には絵を描く上で「絵を通して人に呪いをかけたい!」という究極目標があるのですが、今回の作品がどれぐらいに目標に達しているか点数にしてみるならば65点くらいでしょうか。
ちょっとこの作品では、自己評価ですがまだまだ低得点と言わざるをえない感じですね。
なので、そこが個人的には惜しかったところだったりします。

ただ今回の作品にはいい所もあります。
それは「パソコンの画面越しでは伝えられるはずのない現実性を表現することに(多分)成功した」ということです。
基本的に私はパソコンの画面のデータは現実の情報よりも一段低いものと考えています。
例えば青空の画像と実際の青空、どちらがリアリティがあるかと言えば(一般的な観点では)後者に決まっています。
絵に関しても話は同じ。
もし同じ内容の「画面上の絵」と「現実の絵」の二つがあったら、やはり現実の絵は画面上の絵にリアリティの点で勝ってしまうでしょう。
そのことを否定するのは私にはとても難しいです。
しかしこの壁を突破できるくらいのリアリティを何とか画面上の絵にぶち込めないか?ということを私は常々考えているのですね。

私のこれまでの作品のいくつかはその壁を突破していると思っています。
そして、今回私が描いた作品も壁を突破できた側の作品なのではないでしょうか。
もしこの考えが正しければ、少なくともその点ではこの作品は一定の評価に値するものであると言ってもいいのでしょう。
(私と同じように「壁を突破している!」と他の人も感じているかどうかは私の知るところではありませんが。)



とりあえずこの作品について色々想ったことは以上です。
で、最後にいつものように今後についての話を少しだけしておくと、現時点で私は「これまで描いてきた未完の作品たちを出来るだけはやく完成させよう!」みたいことを考えています。

ただこれは一筋縄ではいかないでしょうね。
なぜなら、結局のところ作品が仕上がるかどうかは運によるところが全てかもしれないから、です。

我々は努力が何かを生み出していると信じていますが、実際のところこれは神話みたいなものではないでしょうか?
私の感じでは作品は「意図して生み出すもの」というよりも「なんだか知らない間に出来あがって目の前に顕現しているもの」というイメージです。
確かに私はこれまで自分の意志で作品を作ってきたような感じがするのですが、本当にそうと言い切れるかというと自信が全くありません。
実際もう一回何とかして同じものを作ろうとしても絶対に出来ませんしね。
本当はあらゆる作品は計画したり狙ったりして完成させられるものじゃないのかもしれないのです。
にもかかわらず、自分が作品を生み出しているという実感はどこからくるのでしょう?
私には実のところこれの正体がイマイチ釈然としません。
結論は出ませんが、そんな疑問を私は最近心の底でひっそりと感じています。



最後に全然関係ない話をしてしまいました。
さて、では長話はいったんこれぐらいにして私はまた制作に戻りたいと思います。
今度もまた我々はしかるべき時にで会えるでしょう。それでは、また。

芸術 メイキング 自由意志